■[参考資料]MHKの4月13日付供述調書
供述調書
住居 金沢市XXXXXXXXXXXXXXXX番八号
職業 運送業(市場急配センター株式会社代表取締役社長)
電話 xx局xxxx番
氏名 MHK
昭和一八年八月一八日生(四八歳)
右の者は、平成四年四月一三日金沢西警察署
において、本職に対し、任意次のとおり供述した。
一
私は、今程言った住居地に住み
金沢市二口町ト七八番地一
市場急配センター株式会社
と言う名称で青果物の運送業
を営んでいます。
二
ところで 今月初め
四月一日夜
私の会社従業員で運転手
廣野秀樹
が やはり会社の事務員
AA
を殴り、怪我を負わせたことで
現在、廣野秀樹は 金沢西警察署
に逮捕されていますが、私も先日
警察で
廣野秀樹君と
AAさん
の関係等について、事情を聞かれ
お話ししたのですが、説明不足の
点があったかと思いますので再度
話します。
三
私が、前回話した、今年三月終わり頃
廣野君とAさん
を会社近くの
喫茶店 フランディー
へ呼び出し、二人に 一般的な交際の
あり方について話したときの
事ですが、なぜ二人を呼び出し
話したかと言いますと
確か、二人を呼び出し話しをした
数日位前の日
県外に仕事に行っていた
廣野君から
Aさん
に電話があり、このときAさん
が電話口で泣いていた事があった
のです。
このとき、私が電話の相手が誰れ
かと尋ねたときAさんは
廣野さんです。
と答えたのです。
Aさんが、泣きながら電話を
切って、すぐに廣野君から
又、電話がかかりましたので
今度は、私が電話に出て廣野君に
お前、Aさんに
何を言ったんや
泣いているぞ
と言うと廣野君は、感情的に
なった様子で
きっちり話しをしろと
言っただけや
と答えましたので、私は横で
泣いていてたAさんの事を考え
その場のうそ
つまりAさんに交際して
いる男性がいたのか、いないか
知りません
でしたが、廣野君に対し
Aさん、彼氏おるんやし
諦めや
そんなにAさんの事
好きなんか
と言った内容の事を話したと思い
ます。
四
私のこんな言葉に対して廣野君が
更に私に
いつでもこんな会社
辞めてやる等
と言いますので 私とすれば、その場
で廣野君に辞められても
荷主に迷惑がかかると考え
廣野君を落ち着かせよう
と考えて、廣野君に
帰って来たらAさん
を交えて話しをしよう
と伝えたのです。
五
数日して帰社した廣野君を先程
言った
喫茶店 フランディー
へ呼び出し、Aさんの事について
尋ねたところ
Aさんに廣野君が家へ
電話をかけてくれ
と伝えると、約束通りAさんが
電話をかけて来て、
長時間色々な事を話し
自分が
長電話は迷惑でないか
と言っても
別になんともない等
と返事をしてくれた
なんにも好意を持っていないの
なら
電話で話すのが迷惑
だと
言うはずだ等
と話したのです。
私とすれば、廣野君から聞いた
話しから
Aさんの心の内
つまり、
廣野君への好意が
あるのか確かめよう
と考え、私と廣野君の居た
喫茶店 フランディーまでAさん
を電話で呼び出したのです。
六
私は廣野君から一応の話しを
聞いていた事もあり、Aさん
に対して
電話でのやり取り
つまり
電話する事、迷惑でない
とAさんが廣野君に伝えて
いた事が頭にあり、
好きなら好き、嫌いなら
嫌いで誤解を受ける様な
あいまいな態度はしたら
いけない等
と言う意味の事を話したかと思い
ます。
このとき二人は素直に
わかりました
と言っていたはずです。
問
Aさんと廣野君を前にして
Aさん 彼氏いるのか等
と尋ねたことがありますか
答
ありません
私自身 Aさんに交際相手
がいたのか いないのかも知りま
せん。