弁護士会には仕事を紹介するメーリングリストがありますが、この前、急な用事で国選弁護の仕事が担当できなくなった旨を流したら、30秒足らずで2件の問い合わせがありました。パソコン画面とにらめっこしているほど、みんな仕事に飢えているんです」
(前出・篠田氏)
年収300万円どころか「200万円でも応募がある」と言うのは、都内で法律事務所を経営する50代のボス弁だ。
「月額10万円でボーナスなし、仕事は事務員と同じような雑用やお使いがメインという条件でも、今は応募があります。事務員だと法律上の代理人を務められないので、イソ弁は裁判所への使い走りに重宝するんです。文句を言う人はいませんよ」
前々から悪くなっているとはネットの記事で度々見かけていましたが、ここまでひどくなっているとは、本当に驚きました。まさに難民状態という感があります。本来業界全体で、信頼や実績を上げて需要を増やすというのが立て直しのための方策ではないかと思われますが、ここまで至ると回復は容易ではないでしょう。

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