日本維新の会の藤田共同代表は、国会内での記者会見で、“公金還流疑惑”を報じた日本共産党の機関紙『しんぶん赤旗』について以下のように言及しました。
藤田氏の『しんぶん赤旗』についての発言
『しんぶん赤旗』による質問状への回答に関わる発言の個所で、「『赤旗』は公平性を重視するような報道機関ではない。共産党のプロパガンダ紙であると認識している‥‥記事は恣意的に作られたものであると私どもは理解している。よって、今後は共産党及び『しんぶん赤旗』の質問状には一切返答しないことを申し添えたい」と。また、日曜版記者が取材時に提示した名刺画像をネット上に公開したことに対する質問に答えた後、さらに、「『しんぶん赤旗』は報道機関ではありません。非課税の事業をしている政治活動、公平な報道ではなく政治的主張、ですから、共産党さんに何回も質問されて答える義務はないという認識」だと。
「しんぶん赤旗」は日本共産党の機関紙としの役割と同時に、ジャーナリズムとしての役割も
まとめると、藤田氏の「しんぶん赤旗」やその報道についての認識は、「公平性を重視するような報道機関ではない。共産党のプロパガンダ紙」、「『しんぶん赤旗』は報道機関ではありません。‥公平な報道ではなく政治的主張」との事のようです。
しかし、「しんぶん赤旗」及び「赤旗」は、日本共産党の機関紙としての役割と同時に、1958年から始まったJCJ賞を幾度も受賞していることからみられるように、「日本を代表するジャーナリズムとして社会的にも注目される存在」です。ちなみに、「JCJ賞は新聞・放送・出版などにおける優れたジャーナリズムの仕事を顕彰するもので、毎年応募提出期限まで1年間の報道、番組、著作などから毎年選考」しているとのことです。
物事につてい、一面からの認識でだけでなく、全面的な認識が必要と思います。
「日本ジャーナリスト会議」のHPから抜粋