本日付の地元２紙に弘南鉄道に対して23日、国土交通省東北運輸局より軌道の管理等において改善措置を講じるよう指示があったことが報じられておりました。
23日付の国土交通省東北運輸局の発表文書では、「令和５年８月６日に発生した弘南鉄道大鰐線における列車脱線事故及びその後に確認さ れたレール摩耗による運転見合わせを踏まえ、同年１２月１３日から１５日まで東北運輸 局は保安監査を実施しました。 その結果、軌道の管理等において改善を要する以下の事項が認められたことから、本 日、当該事業者に対し改善措置を講じるよう指示しました」としておりました。《改善を要する事項》として7項目上げておりました。
(概要)
・レール摩耗検査の適否判定が適切に行われていない
・レール遊間検査の結果に基づく必要な整備が行われていない ・列車動揺検査及び線路巡視を冬期間行っていない
・軌道の定期検査を許容期間内に実施していない
・軌道変位検査の結果に基づく必要な整備・再測定結果の記録が行われていない
・建築限界を支障したプラットホームについて必要な整備を行っていない
・施設の保守管理を確実に行うための教育・訓練の実施
国土交通省 東北運輸局
「弘南鉄道株式会社に対し改善の指示を行いました」へのリンク
https://wwwtb.mlit.go.jp/tohoku/content/000315615.pdf