私の一般質問、「津軽藩士殉難史の伝承と友好都市交流について」 | 千葉こうきのブログ

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 弘前市議会の令和5年第三回定例会での私の一般質問をまとめいるところです。今回は、「津軽藩士殉難史の伝承と友好都市交流について」をご紹介します。

7月21日に開催された第51回津軽藩士殉難慰霊祭

津軽藩士殉難史の伝承と友好都市交流について

 今年、津軽藩士殉難慰霊碑設立50周年、斜里町との友好都市盟約40周年の節目を迎え、弘前市号をはじめとした斜里町との友好都市交流が取組まれました。そこで、千葉市議は、津軽藩士殉難の史実の伝承、盟約締結に至った経緯や背景について、その市民への周知の取組について質問。

 特に、再質問では、教育委員会に、「漫画『絆の祭』を学校教育の教材に位置付ける考えはないか」、「博物館で『津軽藩士の斜里殉難』について展示する考えはないか」と質問ました。

漫画『絆の祭』を学校教育の教材に位置付ける考えはないか

 市教委は、「児童生徒の1人1台端末からも閲覧することができるため、「新・弘前人 物志」とあゎせて、学習資料 として学校教育の中で活用できるよう、周知と情報提供に努める」と答弁。

 さらに、「絆の祭」を読んだ感想について、「斜里町を舞台とした作品ではあるが、主人公の青年たちが、津軽藩士殉難事件という史実を目の当たりにすることで、先人たちへの感謝の想いを深めるだけでなく、自身のふるさとへの愛着や誇り、夢、自分の進む道に対して志を強くしていく様子などが描かれており、漫画を読んだ児童生徒の心に残り、歴史を紡ぐことの一助となることが期待できると思う内容だ」と答弁しました。

斜里町知床博物館の「絆の祭」より

https://shiretoko-museum.jpn.org/media/shizen_rekishi/tsukada_kizuna-no-matsuri_2013.pdf

博物館で『津軽藩士の斜里殉難』について展示する考えはないか

 市教委は「企画展としては、平成 24年度の企画展『藩主たちの時代』の中で、斜里町津軽藩士殉難慰霊碑などの紹介を行って以降、展示を行っていないことから、今後 、内容や方法、時期も含め、企画展での展示を検討していく。 また、博物館の出前講座において、津軽藩士殉難事件を取り上げ、史実の伝承に努めていく」と答弁しました。