「追及と同時に未来を語る」-「若者の声に耳を傾けるところから始まる」 日刊「赤旗」新春対談 | 千葉こうきのブログ

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今日は、日刊「赤旗」元日号に掲載された、上智大学教授(政治学)中野晃一さんと志位和夫委員長との新春対談、全5ページでしたが一気に読み切り、大変、勉強になりました。特に、対談最後の「追及と同時に未来を語る」、「若者の声に耳を傾けるところから始まる」については、今後とも心がけていきたいと思います。

追及と同時に未来を語る

対談の最後に、中野晃一さんは、不正の追及と同時に、「どうやって未来を準備していくのかということも」発信を強めていく、ここにさらに力を入れていきたいと発言。志位委員長も、「いろいろな不正もあらいざらいすべて出す。これだけでも相当な大仕事」、同時に、「目の前の切実な暮らしの悩みにどうこたえるか。みんなが尊厳をもって生きられる社会へ一歩でも二歩でもどう変えていくか。たとえば、選択的夫婦別姓ということは政治が決断すればすぐできるわけですから、そういうところからまず手を付けて前進していきたい」と発言しておりました。

なるほど、私も街頭から訴えると、「不正の追及」型になりますが、「どうやって未来を準備していくのか」、この点も同時に訴えることが必要なのだと、反省させられました。

若者の声に耳を傾けるところから始まる

さらに、未来についての発信という点で、中野さんは「若者の声に耳を傾けるところからやっぱり始まる」、「『シールズ』のメンバーが言っていたことですが、若者の政治離れじゃなくて、政治の若者離れが問題だと。だから、やっぱり政治にかかわっている人たちからすれば、若者たちの声を聞くというところから始めないといけない」と。志位委員長も、「性暴力の問題でも、気候変動の問題でも、若い人たちが、本当に創造的な活動を始めている。そういう声に耳を傾けて、一緒になって政治を変えていくという年にした」と、応じておりました。

なるほど、「若者の政治離れじゃなくて、政治の若者離れが問題」であり、「若者の声に耳を傾けて、一緒になって政治を変えていく」、この点に心がけていくことが必要なのだと、勉強になりました。

今日の日刊「赤旗」。新春対談へhttps://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2020-01-01/2020010101_01_0.html