こんにちは、ひろなか歯科院長の弘中です。
前回、2種類の歯ブラシの毛先の話をしました。
今回はその続きです。
ベーシックな1本を選択するなら・・・
歯みがきの目的はプラークを落とすことです。
プラークは歯の表面に糊のようにネバネバした状態でへばりついています。
そのため、歯ブラシの毛先を歯面にしっかり当て、歯ブラシの毛先と弾力を使いプラークをこさぎ落とす要領でなければ確実に除去できません。
上手な歯みがき技術とコシのある歯ブラシが必要になります。
大切なことは
1. 歯肉を傷めず、
2. 歯に付着した汚れをしっかり確実に
3. しかも効率よく落とすことができるブラシです
・歯ブラシの柄はストレートハンドル。
・ブラシの部分は断面が長方形で、毛先が平坦に揃っていて、硬さは「ふつう」、ラウンド毛タイプがよいでしょう。
・シンプル イズ ベストです。
・ナイロン製よりも飽和ポリエステル樹脂製をお勧めします。
もしテーパー毛タイプを使いたいとお考えの場合は、以下の点について注意をして使っていただけたらと思います。
・毛先が細いのでブラシの弾力がなくなるのが早いです。
・ 2週間を目安に交換しましょう。
・毛先が細いので歯と歯茎の境目に毛先が当たった時に、歯茎を傷つける心配があります。
「高度なテクニックで歯ブラシを操る」という感覚で使いこなすとよいでしょう。