こんにちは。ひろなか歯科の吉國です。
食育という言葉知っていますか?
新しい言葉のように聞こえますが、
約100年前明治時代の軍医・石塚左玄の著書『通俗食物療養法(1898年)』や、明治のジャーナリスト村井弦斎の報知新聞に連載された人気小説「食道楽(1903年)」に、
「体育も知育も才育もすべて食育にあると認識すべき」と表現されています。
食育とは、100年も前から大切にしていた考え方だったんですね。
改めてこの機会に自分の食生活を見つめなおしたいと思いました。
子育て中のかたは、特に目にする機会が多い食育という言葉ですが、本当の食育とは健康づくりの生涯学習であり、年齢関係なく取り組む活動なのです。
では改めて、大人にも大切な食育の話です。
(プラネット DXFinderより引用)
食育のキーワードは「選食」と「食戦」
・選食とは、食べ物を上手に選び、組み合わせて、良く噛んで食べることです。
・食戦とは、生活習慣病を予防し、病気やストレスに勝つカラダをつくることです。
誰かに代わりにやってもらうことができない「食べる事」。
体にいい食を学び、選ぶ力を育てる
それが食育の基本。やはり、大人にも大切な考え方ですね。
食育は実践あるのみだそうです。
現代は健康情報、食の情報などあらゆる情報が溢れています。
ただいま勉強中の私より詳しい人もきっといっぱいいらっしゃると思います。
でも 「知っている」「分かっている」では何も変わりません。
実践するチャンスは今!
1年間に約1000回(1日3食×365日)もする食事
「いつからでも始められる‼」です。
日頃の食事を見直し、意識して選食をはじめてみませんか。
「賢く選んで、しっかり噛むこと。」楽しい生活を支える食育。
これからの自分と家族のために。
少し話は変わりますが、2021年ひろなか歯科では『お口から健康に!』っということで体や食事についていろいろ勉強してきました。
その時に読んだ本のひとつを紹介したいと思います。
「マクロビオティック ガイドブック2016年改訂版」です。
カラダと心をはぐくむ食養法という考え方です。
身土不二・・・土地柄や季節に合った食事をしよう
自分の体は食べ物が取れる土地と同じものでできている
切っても切れない
一物全体・・・皮付き・根つきで食べよう
いのち全体をいただく
これが日本人の長寿・長生きの秘訣だったようです。
口から入ってその食べ物が体にどう生きてくるか。
それが自分の血となり肉となる大切なことを考えさせられた一冊です。
すべてを一度に見直すことは難しいですが、
家族のため自分の将来のため、一歩ずつ、1つ1つの食事を大切に「いただきます」「ごちそうさま」をしていきたいと思います。
(参考:プラネット DXFinder)