こんにちは。
ひろなか歯科、事務の弘中です。
2018年が始まりました!
今年も皆様にいろんな歯科情報を発信していきたいと思います。
よろしくお願いします。
今回は「歯周病は細菌感染症であり生活習慣病である」というお話です。
歯周病とは歯と歯を支える組織(歯周組織)におけるさまざまな病態の総称です。
歯ぐきの腫れや出血から始まり、放っておくと歯を支える骨がこわされ,
やがて歯がぐらつき抜けてしまいます。
初めは自覚症状がないため、知らず知らずのうちに進行する怖い病気です。成人の8割以上が歯周病にかかっています。
歯周病の直接の原因は歯周病菌です。
お口の中には700種類もの細菌が1000億個以上もいるそうです。
その中の歯周病菌が歯周病を起こします。
歯周病菌のすみかとなっているのは歯垢(プラーク)です。
毎日歯の周りに白いねばねばとしたものがついてきますが、
これが歯垢で、実は細菌の塊なのです。(食べカスではありません!)
歯垢をためやすい悪い生活習慣、食習慣は歯周病を悪化させます。
歯周病菌がどんどん増えるからです。
また、悪い生活習慣により健康状態が悪くなると免疫力が落ち、歯周病菌が暴れだしやすくなります。
そうすると、歯周病菌にやられた歯ぐきがなかなか修復できずに、歯周病が進行します。
・砂糖(甘いもの)をよく食べる
・間食が多い
・よく噛まずに食べる
・柔らかいものを好んで食べる
・野菜を食べない、炭水化物ばかり食べるなど偏食がある
・タバコを吸う
・食べてから歯磨きをせずに寝てしまう
・ストレスをためやすい
・睡眠時間が十分取れていない
など
このような生活習慣は要注意!です。
ひろなか歯科では
お口の中の細菌を増やさないための食習慣の提案、
歯周病菌に負けない健康作りの提案、
増えた細菌を減らすための具体的方法の提案を皆様にしています。
歯周病やむし歯は、全身疾患と大きく関わっていることがわかっています。
「全身の健康はお口の健康から」
お口の健康を通して皆様の体全体の健康をサポートしていきます。