こんにちは。
ひろなか歯科の吉國です。
寒い冬から暖かい春に・・・なかなか ならず待ち遠しいです。
舌は筋肉で出来ているという話をしましたが、頬や唇も筋肉を鍛えることによって 食べたり ・話したり がスムーズにできます。
まず、唇の筋肉の働きについてお話します。
①食べ物を挟み保持する。
②飲みこむときに口を閉じて圧力を高める。
③発音を調整する。
具体的には、ヨーグルトなどを食べたとき、スプーンにヨーグルトが残らずきれいに取れていれば 唇の筋肉がしっかり働いています筋肉が 弱くなると スプーンを唇でしっかり挟めず 口から出した スプーンにはヨーグルトが残ってしまいます。
次に、頬の筋肉の働きです。
①表情をつくる
②食べ物を飲みこむとき、口の圧力を高める。
③舌と頬が両方から、食べ物を押さえるので奥歯で食べるとき 食べ物が動かない。
そういえば 食べ物が歯の上にのって→噛んで→また歯の上に戻いして→噛んで の繰り返し。この一連の動きには 無意識に筋肉が働いていたんですね。
そして 飲みこむということも口の筋肉が総動員で働いています。口がしっかり閉じていないと、飲みこみがスムーズにできません
試しに 口を開けたまま 舌が上あごに触れないように、水など飲みこんでみてください。飲みづらい・・・飲めない・・・という感じです。しっかりと 口を閉じで、舌で上あごを押さないと飲みこみは とってもしにくいのです。
心配な人はいつからでも強化できます。
とっても 簡単なのでやってみてください。
<頬をふくらましたり、へこます>
<パタカラ体操>大きな声を出して言いましょう。
「パ、パ、パ、・・・」
「タ、タ、タ、・・・」
「カ、カ、カ、・・・」
「ラ、ラ、ラ、・・・」