こんにちは。
ひろなか歯科大谷です。
やっとやっと、朝晩涼しくなってきましたね。
季節の変わり目、体調など崩していませんか?
健康の源のひとつである食事。
その食事を美味しくいただくためにはお口の健康が大切になってきます。
今回は、国内の成人の8割以上がかかっている病気「歯周病」についてお話します。
<歯周病ってどんな病気?>
歯周病は、歯にべたべたとつく細菌のかたまりであるプラーク(歯垢)が歯と歯ぐきの境目にたまることによって発症します。
プラークの中に潜む歯周病菌が出す毒素が、歯の周りの組織(歯ぐき)に炎症を起こします。
さらに進行すると、歯ぐきが腫れて膿が出たり、歯を支える骨が失われて、ついには歯がグラグラになってしまいます
<なんで私が歯周病に??>
○いままで何ともなかったのに・・・
⇒歯周病の特徴は、ひどくならないと痛みが出ない事です
静かに進行していくため「サイレントキラー」とも呼ばれています。
・歯茎の腫れに気づかず過ごしていたり、気づいていても治療が必要と思っていない
などが考えられます。
○毎日歯みがきしているのに・・・
⇒朝晩歯みがきをしていても歯ブラシの毛先が必要な場所に十分に届いていない
可能性があります。
まずは歯周病について理解していただき
ご自分のお口の状態を知っていただく事がとても大切です
<歯周病のセルフチェックをしてみよう!>
□ 口臭を指摘された・自分で気になる
□ 朝起きたら口の中がネバネバする
□ 歯みがき後に、毛先に血がついたり、すすいだ水に血が混じることがある
□ 歯肉が赤く腫れてきた
□ 歯肉が下がり、歯が長くなった気がする
□ 歯肉を押すと血や膿が出る
□ 歯と歯の間に物が詰まりやすい
□ 歯が浮いたような気がする
□ 歯並びが変わった気がする
□ 歯が揺れている気がする
【判定】
○チェックが1~3個の場合
歯周病の可能性があるため、軽度のうちに 治療を受けましょう。
○チェックが4~5個以上の場合
中等度以上に歯周病が進行している可能性 があります。早期に歯周病の治療を受
けましょう。
○チェックがない場合
チェックがない場合でも無症状で歯周病が進行することがあるため1年に1回は歯
歯科検診を受けましょう。
さらに!
次のことに当てはまる場合は・・・要チェックです!!
このような方は歯周病になりやすいあるいは進行が速い傾向にあるため、歯科医師に相談することをお勧めします。
(参照:日本臨床歯周病学会HP)