普段は健康に気を使って食事のカロリーをできるだけコントロールするようにしており、昼食も外食はできるだけ避けてカロリーのコントロールのしやすい弁当にしています。

 

 弁当にあわせて果物を取るため、リンゴやオレンジとともに皮むきのため果物ナイフも弁当袋に入れています。

 

 その果物ナイフはこちらです。

 

 

 ミソノ刃物の「果物ナイフ No.1」です。「ステンレスモリブデン鋼」ということですので、包丁用ステンレスとしては、スタンダードなものです。

 

 持ち運びを想定して、木製の さや がついているところが便利です。

 

 さて、タイトルの「果物ナイフ」と「ペティナイフ」ですが、ネットなどで調べてみると、両者は同じもの、とあったり、「果物ナイフ」は一般に安価で「ペティナイフ」は一般に高級とあったりします。

 

 同じなのに値段が違う?

 なんだか少ししっくりしないので、ちょっと自分なりに調べてみました。

 

 ヒントはこちらにありました。

(写真は ミソノ刃物さんのHPより転載)

 

 ミソノ刃物のホームページには、2種類の「果物ナイフ」のラインナップがあります。

 

 写真上のものは「牛刀」をミニサイズにしたもの(つまりペティナイフと同じ形状のもの)です。(刃長105mm)

 

 写真下のものは「三徳包丁」をミニサイズにしたものです。(刃長106㎜)

 

 いずれも、果物をカットしたり皮をむいたりする用途のものではあるけれども、形状は違うものがあるということのようです。

 

 確かに果物ナイフをネットで検索すると、両方の形状の「果物ナイフ」が見つかります。

 

 そして、屋外へ持ち出したり、テーブル上に常置することを想定して、さや付きのものが多いです。

 

 一方「ペティナイフ」ですが、ミソノ刃物のホームページでは、別ページに掲載されています。

 

(写真は ミソノ刃物さんのHPより転載)

 

 形状は「牛刀」を短くした形状ですが、さや は付いていません。サイズは、120㎜、130㎜、150㎜です。「果物ナイフ」よりちょっと大きいサイズですね。

 

 鋼材は、同じステンレスでもより硬度の高いものが使用されています。

 

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 さて「果物ナイフ」と「ペティナイフ」の違いの問題ですが、自分なりに整理をしたいと思います。

 

「果物ナイフ」

・果物などをカットする「用途」で命名されている

・形状は、牛刀タイプと三徳タイプがある。

・さや付きが多い

・一般に高級な鋼材を必要としない。ゆえに安価なものが多い。(まな板の上で激しく使用されることがあまり想定されていないので、耐摩耗性を重視しなくてもよい)

 

「ペティナイフ」

・「形状・大きさ」から命名されている

・形状は、牛刀を短くしたもの。

・さや付きは少ない

・スタンダードな鋼材から高級な鋼材のものまである。価格はピンキリとなる。

 

こんな感じでしょうか。

 

 もちろん、あたりまえですがペティナイフを果物のカットに使っても全然問題ありません。

 

 逆に、果物ナイフで野菜を切っても全然問題ありません。

 

 写真に二本の包丁が写っていますが、柄が白いほうがペティナイフ(貝印 10000CL、120㎜)、黒いほうが果物ナイフ(ミソノ No.1、105㎜)です。

 

 見た目はほとんど変わらないですね。(お値段はだいたい3倍ほど違います。)

 

 貝印(ペティナイフ)は使用期間が短く砥石でほとんど研いだことがない(仕上げ砥石を少し当てたくらい)ので出荷当時に近い状態です。(ネットレビューでは出荷状態でもかなり良く切れるといわれています。)

 

 一方ミソノ(果物ナイフ)の出荷時の刃付けは値段なりに簡易的であまり切れ味がよくなかったこともあり、何回か砥石で研いでいます。

 

 そういう事情もあり、一般的にはペティナイフのほうが高級なので切れ味はよいとされているのですが、現時点ではうちではミソノの果物ナイフのほうがよく切れます。(おそらくどちらもちゃんと研げば切れ味は変わりなくなります。)

 

 ベランダのプランターで栽培しているミニトマトとバジルを収穫し切ります。当たり前ですが、トマトが潰れたり、バジルがつながったりはしません。

 

 オリーブオイルと岩塩をかけて食パンをトーストして朝食としました。いただきます。

 

2024.7.6