旧年中はお世話になりました。

本年も皆さまにとって良い年となりますように。

 

残念ながら大きな災害・事故からの年始となり、なんだかつらい気持ちになりがちですが、出来るだけ心穏やかに家族と過ごすようにしています。

 

この年末年始は京都に集合して雰囲気を味わっています。

 

12/30

晦日は恒例の高校の同窓会で大阪梅田へ。

 

兵庫の実家から出発して同窓会後に京都へ帰宅しました。久しぶりの電車移動で新鮮でした。電車内もショッピング街もマスクを着けていない人が大半なのですね。

 

12/31

大晦日は自転車でポタリング、年末の雰囲気を感じに外出です。下宿している京都市内南部から北上し、途中和菓子屋さんに寄ったりして三条の商店街まで。年越しそばの海老天があったので調達しました。

 

途中にお餅屋さんがたくさんあり、ご近所の方々が買い求めていました。京都なので、丸餅です。地元では餅はスーパーなどで買うものと思っていたので、新鮮な風景でした。

 

お昼は目当てのお店がお休みだったので、商店街の香港飲茶店でいただきました。

 

 

見た目は派手ではありませんが、期待以上のお味で大変美味しくいただけました。

 

年越しそばをいただいたあと、除夜の鐘を聞きに東寺の南門へ。東寺では一般客が鐘をつくことはできません。

 

 

年が明けて「おめでとう。」とお互いに言葉を交わし、そのまま皆さんぞろぞろと解散です。(南門は閉まったままでした。外国人観光客も多数来られていました。)

 

1/1

小雨が降る中 東寺から徒歩で自宅へ戻る途中に、大きな鐘の音が聞こえました。

 

大通寺という寺院が開門していて、一般の参拝客を受け入れていました。

 

源実朝を弔うために建てられたお寺とのことですが、普段は門が閉まっていてあまり気にもとめず通り過ぎるだけでした。

 

 

鐘をつかせていただき、無事を感謝するお祈りをしました。

 

ひと眠りして一年で最初の食事をしました。

 

注文した派手目のお節は実家の兵庫へ着く段取りとなっているそうで、京都では簡単なお節としました。

 

煮しめ、卵焼き、鴨ローストくらいは大晦日の午後にボツボツつくりましたが、他のものは買ってきたものを適当に切り分けて重箱に詰めました。ちょっと以前から気になっていたローソンストアの食材も利用し「来年からもうこれでええやん」というふうに感じました。

 

 

三が日はあまり出かけるのはよくないとされていますが、家にじっとしているのも不健康なので、自転車散歩(ポタリング)に行きました。

 

桂川に沿って北上し、松尾大社まえのコンビニで珈琲休憩をしたのちに「地蔵院」へ向かいました。

 

夏に西山をハイキングしたときに門前を通り、気になっていたお寺です。

 

 

室町時代の管領 細川頼之の寄進により建立されたとのこと。

 

 

通称「竹の寺」と呼ばれています。

 

 
手入れされた竹林の通路を入っていきます。
 
 
弁財天の脇にて。
 

 

石を羅漢に見立てて配置した見事な庭でしばし佇みました。

 

1/2

京都市北部の岩倉(地名)へ墓参りしたあと、足を延ばして湧水を汲みにいきました。

 

京都から若狭・丹波に抜ける鷹峯街道(たかがみねかいどう)沿いにある「杉坂の船水」です。

 

 

軽トラックに乗って水を汲みに来られていたおじさんによると「20リットル缶で何本も汲みに来る」「ご飯を炊いたり、コーヒーを淹れたり全部この水を使う」とのこと。

今回はウィスキーの水割りのための水を汲みに来たそうです。

 

2リットルのペットボトルにお水を2本分いただきました。

おいしいというよりも、ほぼ無味の感じでした。料理やお茶の味をじゃましないいい軟水かと思いました。

 

さらに鷹峯街道をすすむと、ひっそりとした神社がありました。

 

道風神社(とうふうじんじゃ)は、小野道風(おののとうふう)を祀った神社。小野道風は平安中期の三蹟のひとりとされ、書道の神様だそうです。

 

 

苔むした参道をのぼります。

 

 

こちらにひっそりと祀られていました。

 

 

おみくじがあったので、引きました。ガシャガシャと筒を鳴らして出てきた竹のひごに書いてある数字を読み取ります。

 

 

そしてその数字を読んで、脇にある杉板で運勢を読み取ります。ちょっとかわった方式ですね。「大器晩成」とのことです。人生 結構晩年に入りつつありますが、いつ成功といえる状態になるのでしょうか。

 

ちなみに小野道風は、花札の有名な絵柄にでてくる人物だそうです。「柳に小野道風

 

道風さんにならってコツコツと精進を続けたいと思います。

 

2024.1.4