いつもご無沙汰しております。

 

 年末の伏見散策の記事は完結しておりませんが、いずれ必ず掲載いたします。

 

 今年前半はバタバタとあまり余裕のない日が続いており、ブログアップの時間もなかなか取ることは難しかったです。

 

 少しずつ落ち着いてきましたので、また懲りずによろしくお願いいたします。

 

 さて、今回は今日の午前中のポタリングについてです。

 

 このところのブームは骨董市・手作り市めぐりです。

 

 京都では毎日どこかで大小の市がたつといっても過言ではないくらいイベントがあります。

 

 

 こちらのカレンダーを参考に「平安楽市」を訪問すべく京都市街北東部の「岡崎」地区に向かいます。

 

 7月に入り、祇園祭のはじまった中心街は人が増えて混雑しますので、自宅から東方面に向かいまずは「からふね屋珈琲店 竹田店」でモーニングをいただき、鴨川沿いに北上します。

 

 

 

 途中鴨川に入ってフライフィッシングをしている釣り人がいました。60㎝級のコイがかかっていました。堤防の上から声をかけされてもらって伺うと「このあたりにはたくさんコイとかがいますよ」とのことでした。

 

 井筒和幸監督の「パッチギ」で主人公がギターを壊して鴨川に投げ捨てる「ギター橋」(勝手に僕がそう呼んでいます。正式名称は「東山橋」)を通過し、鴨川を右岸(西)から左岸(東)へ渡ります。

 

 さらに七条からは大和大路通を北上、白川にたどりつきます。

 

 「祇園新橋」にて。今日の自転車は「Renaut Magnesium8」です。比較的平坦な京都市街地ではミニベロが便利です。

 

 さらに進むと「平安神宮」の巨大な鳥居が見えてきます。

(めっちゃ大きいので、はるか南方の八幡市の「石清水八幡宮」(いわしみずはちまんぐう)の展望台より双眼鏡で確認できるほどです。個人的にはあまり好みのものではありません。大きさで人を圧倒しようとする作為を感じてしまいます・・・。)

 

 

 もう少しすすむと「岡崎」地区です。博物館・美術館が立ち並ぶ京都屈指の文化エリアです。

 

 平安神宮前の広場に「平安楽市」が開催されています。

 

 

 いろいろなハンドメイド品が売られています。

 

 このところのお目当ては「片口」です。抹茶を点てる(たてる)ための茶碗がわりになるものです。(本来「片口」は酒器として使われることが多い器です)

 

 目に留まりましたのがこちらのお店「西出陶房」さん。

 

 大和大路通 七条を下った(南下)ところに自宅・工房がある清水焼のお店だそうです。清水焼といっても山向こうの山科区清水焼団地にて制作している工房が多い中、市街地側の東山区で焼いておられるので、今やめずらしいように思います。

 

 よい「片口」がありましたので、購入しました。

 

 広場の草むらにシイタケのようなキノコを発見。

 

 天気があやしくなってきましたので、速やかに鴨川に沿って戻ります。

 

 「四条大橋」を北から南に向いての写真です。「鴨川納涼床」(かもがわのうりょうゆか)が営業しています。夜のほうが雰囲気がありそうです。

 

 京都にはいくつかの「顔」があることが住んでみてわかってきましたが、そんな「顔」のひとつのお店でランチをいただきます。

 

 

 

 1階はホルモンの直売店舗、2階が食堂になっています。

 

 「もつ焼」のランチ(通常¥600・土曜日は日替わりランチ扱いで¥570)です。ミックスホルモンに自家製のタレがからませてあり、ホルモン好きにはたまらないと思います。

 

 おなかも満足しましたので、途中パン屋さんでバケットを買って帰宅しました。

 

 ■今日の器(西出陶房 西出真英)

 「線象嵌」の技法の「片口」です。内側には水色の釉薬がかかっています。薄手につくってあり非常に軽い作品です。

 

 冷水でごくうすくお茶を点てました。

 汗をかきましたので身体に沁みました。

 

 

2023.7.8 20.2㎞