さて、ミニワッターツアラーの音質改善のための作業が完了しましたのでいよいよアンプの試聴をします。

 

ミニワッターツアラー

 

 ソースはNAS上のFLACファイル(CDレベル音質)、再生ソフトはfoobar2000、USB接続でミニワッターツアラーのUSB-DACにデータを送ります。スピーカーはFOSTEXのバスレフスピーカーキット かんすぴ6.5cm(P650K+P650-E)です。

 

 一聴して音質の傾向が変化したことがわかります。

 

 改修前はどちらかというとクールで寒色系、おとなしくBGM向けの音質でした。

 

 改修後はパワフルで暖色系、ステレオ感も左右だけでなく前後方向にもより正確に表現できています。音ヌケがよくなり実体感も向上し、「しっくりと据わる」感じがします。

 思わずボリュームを上げて聴きたくなりますが、ボリュームを絞っても帯域バランスはくずれずに再生します。オーディオ的にはこちらのほうが面白いと思います。

 

 コンデンサ 6個(アンプ基板)+1個(DAC基板)だけでこれだけ変化するとは驚きです。

 

 結論としては、もっと早く改修作業をしていればよかったと思いました。もうしばらく聞き込みたいです。

 

 さて、そうこうするうちに、少しずつBluetooth内蔵ミニワッターのパーツが揃ってきました。あとケースが届けば製作に入れそうです。

 

2019.7.9