今回は増幅部(アンプ基板)です。
左右チャンネル分2枚(1階と2階)あるのですが、まずは部品の多い1階の基板からとりかかります。
実体配線図(ぺるけ氏ホームページより)はこんな感じです。
平ラグと図面にホールごとに1から20の番号を振ります。
こうすることによりパーツをずれて取り付けてしまうことを防げます。
途中はこんな感じです。
はんだ付けをした部分と取り付けた部品はマーカーでひとつひとつ塗りつぶしていきます。
最後まで取り付けるとこういうふうになります。
DCバランス調整用の100Ωの半固定抵抗は基板上が標準ですが、シャシーを横倒しにして底板のパネルを取り外さなくても調整ができるように、ポテンショメータをシャシーに直接取り付ける予定ですので、リード線を取り付けておくことにします。
(そのリード線の根元の抵抗器は本来47Ωですが、写真では間違って47kΩの抵抗がついてしまっています。後で2階部分の作業をしている時に誤りに気が付きました。)
次は2階にのっかる上の基板を組み立てます。
特に問題なく組み上がりました。
平ラグへのパーツの取り付けはこれで完了です。
上から電源基板、アンプ基板(2階)、アンプ基板(1階)です。
最後に2階と1階を連結してユニットにします。
上下の基板は6か所ジャンパ線で接続します。0.9ミリ径(#20)の銅線を使用しました。
さて、フルトランジスタアンプならこの辺で動作テストをしてOKならケースにおさめるという段階なのでヤマを越えたというところですが、真空管アンプではまだ序盤のウォーミングアップが終わったといったところです。
次はシャシー側にいろんなパーツを取り付けていく段取りになります。
ここからが本番です。