介護保険を使った福祉用具の業者さんに、突っ張り式柱を使った手すりの設置をお願いしました。
柱7本と手すり4本で月額2,500円くらい(負担割合1割)です。
業者さんからは「圧迫感ありますよ。狭くなりますよ」と言われましたがそれでもいいからと言いました。
結果・・・つけて良かった!
ベッドから立ち上がって手すりをつかみ→壁に沿った手すりを伝って→
リビングを出てトイレまでまた手すりにつかまります。
置き型の手すりにしなかったのは2つ理由があって、
①突っ張り式の方が強度がある
②上の方に酸素チューブをひっかけたい
ということからです。
部屋が散らかっているのには目を瞑ってください!
これまでは酸素濃縮器から出たチューブが床を這っていました。
母がベッドから降りて歩く際の足元にぐるぐる〜
そこで手すりの柱を利用して、酸素濃縮器から出たチューブを上に回しました。
上を伝ってきたチューブは洗面所の扉を超えたところで下におろします。
この地点が、母の動線「トイレ・洗面所・ベッド」の3ヶ所の中心点となるんです。
本当はここに酸素濃縮器を置くと、チューブが一番短くて済みます。
でもここに置くと歩くのに不便
チューブをどこで床に下ろすか、試行錯誤して何度もやり直しました。
たまたま網戸の張替えを頼んで来てもらった夫がチューブ持ってあれこれやっている私を見て
「何をしたいのか全くわからない・・・」と呟いていました
余っているチューブは、父やご先祖の位牌が置いてあるスペースに移動するときだけ伸ばす延長用です。
青いテープは、そこから先の長さだけで3か所に行けるという目印にし、普段は巻き取っておくようにしました。
これで、今までより母が捌かなければならないチューブの長さは半分くらいにできたと思います。
母が在宅酸素になる前は全く未知の世界でしたが、やっているうちに色々学ぶものですね。
半年近く不便に感じていた事が少し改善できたのが嬉しい