mamiです。

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自分のセクハラ被害を思わず喋ってしまいそうになり、寸止めした…



…が、


社長夫人は、「私だって…」と言う言葉を聞き逃さず、

もう言い逃れはできないと思い、話すことにしました。




◯年くらい前から、〇〇さん(上司)のセクハラがありました…。


私は、された行為をオブラートに包みながらも、

順序立てて話をしていった。



すると、終始穏やかだった夫人の表情が、

だんだん鬼の形相ムキーに変わっていったのです。



mamiさん…

事の重大さ、わかってる?真顔



え…滝汗

私…怒られてる?



それを察知したのか、



mamiさんに怒っているんじゃないのよ。

ただ…ここまでされて、何で今まで黙っていたの?



どこからがセクハラと判断されるのか分からなかったんです。

歳も歳だから、ちょっとやそっと触られたくらいで騒ぐのも…と思って。



ちょっとやそっと…の行為ではないことは、

mamiさん、認識してる?



すみません…認識できていなかったかもしれません。



被害者が嫌だと思った時点で、行為の程度関係なく、それは立派なセクハラだよ。



でも、仮に私が誰かに好意を持っていたとして、

それを相手からセクハラだ!って言われたらつらいです。

自惚れかもしれないけど、もしかして〇〇さんは、私に好意を持っているかもしれないと思うと、そんなひどい言葉で片付けたくない…というか汗



そういうところはmamiさんの優しさなんだろうね。

それで、我慢しようと思ったの?



そ…そうですね汗

それに、標的が自分に向いていれば、他の人が被害に遭って辛い思いせずに済むかな、とも思いました。



けど、mamiさんがその分辛さを背負ってるんだよね。



私なら大丈夫です。

それ以上に大変なことや考えなきゃいけないことがいっぱいあって、うまく忘れられる術を身につけたと思うので。



それではずっとこの状況は変わらないよ?

mamiさんは、どうしたいの?



私…ですか…

私はただ、セクハラがなくなって、

ただの上司と部下の関係に戻りたいと思っています。

上司としては尊敬できるので…。



しばらく一問一答式のような事情聴取が繰り広げられ…



最後に夫人が言いました。



今回の件は見過ごすわけにはいきません。

このことを社長にお話ししてもいいですか?