mamiです。
ご訪問ありがとうございます
つづきです。
憧れの社長夫人に誘われ、
ウキウキな気分でイタリアンレストランに行きました。
最初は何気ない雑談で楽しいひとときを過ごしていましたが、
話の後半で…
そういえば、今日顔を出したのはね、
先日のハラスメントの匿名メールがあって、
様子を見に来たんだけど…
mamiさん、何か知ってる？
い…いえ
(知ってるとは言えない。
メグちゃんが私の事を想って匿名メールしたなんて…絶対言えない)
誰がメールの差出人とかは問題ではないの。
要はそう言う事実があるから
どなたかが勇気を出してメールしてくれたのよね。
そう…だと思います。
mamiさんから見て、
この会社の雰囲気はどう？
そうですね…
正直決して良いとは言えないです。
どんなところが？
もともとこの会社、誰が口に出さずとも、
残業して当たり前、
休みがなくて当たり前の雰囲気があったんです。
誰かが休むと、その分皺寄せがいくので、
機嫌が悪くなる人がいたり…
ペラペラ
…ペラペラ
人のことはよく話す私
…ペラペラ…
と言うわけで、
みんなあの言動はパワハラだと思っていますね。
気づいていないのは本人だけで。
実際にパワハラモラハラ…と感じた内容をありのまま伝えた。
そうだったんだね。
そのハラスメントされていた当事者の人たちからは、
「これはパワハラです」と言うような話は出たりした？
いえいえ、みんな言えるわけないですよ〜
みなさん少なからずそれぞれの生活があって、辞めるわけにはいかなかったりするから…
公にしてしまうのは、なかなか難しいですよね。
私だって…
と言ったところで、
あっ
(←しまった
思わず口を滑らせてしまうところだった)
ん？
mamiさんも何か嫌なことされたの？
いえいえ
他の人の被害に比べたら、私のなんて全然大したことないですし。
それよりも私は今もっと風通しの良い職場にしたいんです！
↑
この意見は本心。
うちの職場は一部の人を除いては、
本当にいい人たちばかりなんです。
そんな人たちが、ハラスメントに苦しめられる姿を見るのは辛かった。
でも一(いち)サポート部の人間には、なんの権限もない。
だから、
みんなが笑顔で楽しく仕事ができる職場にしていきたい…その提案ができるような部署に、
いずれ異動願を出そうと思っています。
mamiさん。
被害に小さいも大きいもないんだよ。
風通しのよい職場にしたいなら、まず自分の問題から解決していかないと。
どんな些細なことでもいいの。話してくれる？
社長夫人の優しくも熱のある気持ちに押され、
私は上司から受けているセクハラの話をすることになったのです。