mamiです。
ご訪問ありがとうございます
20年以上前のお話
職場の上司に好意を寄せられ、
無理やりキスまでされて…
これから一緒に働いていく自信がなかったので、
退職願を出すことに決めました。
⭐︎
意を決して、会社の所長に退職願を出しに行ったところ、
突然の出来事に驚いている様子でした。
理由を聞かれたので、
私は、これまで上司にされたことを全部打ち明けました。
人のいい私は(自分で言うな
)、
一つ一つ言葉を選びながら話していたと思います。
めっちゃ嫌だった→少し不快に感じた
キスされて気持ち悪かった→そんなことする人だったなんて残念です
みたいな感じで…。
所長はいつも優しい人でした。
私も日頃からすごく信頼していました。
だから洗いざらい話せたのだと思います。
ただ事実を聞いて
「うちの部下が申し訳なかった」と
謝ってくれればそれでよかったのです。
でも、
所長の言葉は、
こんなことになっていたなんて、
mamiさんもつらかったよね。
退職にまで追い込まれてとても残念な気持ちだよ。
〇〇(セクハラ上司)も奥さんや子供がいる身でありながら、勝手な行動だと思う。
ただ、
このことは黙っていてほしい。
〇〇は仕事もできる。
こちらも失ったら困る人材だ。
もちろんmamiさんが辞めても困るよ。
でも、
彼には守るべき家族がいて、
こちらがクビにしたら、家族ごと路頭に迷ってしまう。
今回のことは、
水に流してもらえないかな？
所長の言葉に愕然としました。
仕事ができるなら何をやっても許されるの？
家族がいたら何をやってもクビにならないの？
会社は「人柄」ではなく、
仕事ができる方を優先するの？
男尊女卑。
年功序列。
縦社会。
結局、弱者が泣き寝入りをしなければならないんだと
改めて痛感しました。
⭐︎
退職後は、
私は敢えて一般企業には勤めず、
いわゆる女だらけの職場に転職しました。
ありがたいことに、
女同志の歪み合いとかもない平和な職場で、
私は出産前までそこで働き、退職しました。
その後、しばらくは専業主婦だったのですが、
1番下の娘が1歳過ぎた頃に、
もう一度事務として働きたい！という気持ちが強くなり、
今の会社に入ったのでした。