主演 吉沢亮 横浜流星 配給 東宝
監督 李相日 原作 吉田修一
撮影 ソフィアン・エル・ファニ
今年最大の話題作、大ヒット上映中。
3時間という長さにもかかわらず、飽きさせない作品作りがすごいです。とにかく歌舞伎の舞台のシーンをたっぷりと堪能させてくれます。演者の苦労や葛藤を描いた後で舞台シーンがあるので、観客が演者と一体化して楽しむことになりますね。
撮影のソフィアン・エル・ファニのテクニックによる映像美が素晴らしい。日本の古典が題材なのに日本的な映像ではない印象になるような。細かいところはわからないですが何か違う。芸術性が高いと感じされられます。
歌舞伎という古典芸能が現代にずっと継承されている理由がわかるような作品になっているかなと。
歌舞伎を観に行くファンの数は日本人全体から考えるとごく少数かもしれませんが、歌舞伎役者さんはテレビドラマの世界でもたくさん活躍されているし、歌舞伎という芸能を知らない日本人はほとんどいない。しかも歌舞伎界が特殊な世界だということもテレビのワイドショーなどからみんな知ってる。実際どうなんだろうという興味を持ってる人が多いからこの作品に足を運ばせることになっているんじゃないかと。
映画の一番の見所はやはり「曽根崎心中」の舞台シーンでしょうか。この作品は1703年の事件をもとにした芸能ということなので、500年前も演じられ続けられている。これはもうシェークスピア並みです。(シェークスピアは更に100年前)。





