2月の金曜日、熱海の駅前は観光客でいっぱい、3年前に来たときは全く人通りがなくてゴーストタウンのようでしたが観光地として完全復活していたようです。平和通り名店街が人が多くて通り抜けるのが大変でした。
熱海市の人口は3万5千人、ピークは昭和40年の5万4千人から約3割減。高齢化率44%まで進んでいて日本の未来の姿なのかも。でもこの熱海の街、面白いです。
繁栄していた昭和の時代からは廃れましたが日本一の温泉場はしぶとく熱海ブランドは健在です。逆にレトロな雰囲気のリゾートとして人気が再度高まっているよう。観光しかない町への移住者もそこそこいるようです。
今回行った超穴場なレトロ温泉は山田湯さん。まあこの場所はなかなかわからない。温泉入るのに銭湯より安い300円。こういう場所が残っているのはホントに面白い。
1日目の夕食は「きんめ丸」のキンメ定食。こちらのお店を経営するのは大阪のお蕎麦屋さん。接客は酷かったけど料理は美味しいお店。
熱海には老舗飲食店もありますが昔から地元資本の事業者はほぼいなくて外から儲けようとやってくる街。経営の傾いた温泉ホテルは伊藤園ホテルズ(本社池袋のカラオケ屋)に軒並み吸収されて現在に至る温泉街。アクセスがよいからいろんな資本が入ってきます。ここは鬼怒川と大きな違い。
翌日のランチは四川料理の藤花茶寮新広楼さん。
ここのキャッチフレーズはモダンチャイニーズ、工夫されたメニューがとても美味しいです。写真はたくさん食べたメニューのうち一つだけ。↓
街を歩くと、新しいホテルの建築計画もあったり。まだまだ楽しめそうな熱海の街でした。