「すが」のブログ

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映画とJAZZ、最高に楽しい!



2026.3.5 経堂カフェマレット

w/ 小山彰太ds 吉野弘志b


5ヶ月ぶりの弘惠さんの東京神奈川ツアー、寺田町さんとのライブ2本終わって3本目は経堂のお店に初出演。彰太さん馴染みの長く営業されているカフェです。こじんまりとしてバーカウンターがあって落ち着けるお店です。常連さんが多そうな感じ。数は少なくてもシブいライブやってるいようです。


この日のトリオは昨秋にも東京でライブをやっていましたが見に行けなかったので楽しみでした。大ベテランの重鎮ベーシスト吉野さんと弘惠さんの共演が聴けるのはワクワクします。

リーダーは彰太さんのはずでしたが、MCは弘惠さんが担当してセットリストもほぼ弘惠さんにお任せのようでした。


最初の2曲は弘惠さんが金澤英明さんとのDUOでいつもやっている曲。(もともと二重奏の演奏曲)

3曲目はカーラブレイが讃美歌をモチーフに作った曲。厳かで壮大な演奏になって素晴らしかったです。


2ndは遊びに来ていたヴォーカルの大野えりさんがシットイン。名前は知っていましたが初めて聴かせていただきます。この夏7月、北海道ツアーの予定があって弘惠さん彰太さんとベース金澤さんのカルテットで10日ほど回るそうです。浦河公演もあるらしく行ってみたいところです。



ヴィクトル・ハラ「平和に生きる権利」は弘惠さんが好んでやる曲、まさに今世界の動乱が深まっているなかで平和を祈りたいと思わされます。吉野さん持ち込みで名曲「アルフォンシーナと海」、ここの2曲は南米繋がりで。

ラストは弘惠さんオリジナルのいつものあの曲。今回のトリオでも聴けてとても良かったです。


1st

Waltz step

Children play songs

Soon I will be done with the troubles of this world 

Bop-be

2nd

Bye bye blackbird (w/ Eri Ono)

One note samba (w/ Eri Ono)

平和に生きる権利

アルフォンティーナと海

Singing to the sky

(en) Blues (w/ Eri Ono)



出演 ブレンダン・フレイザー

監督 HIKARI

配給 ディズニー


観ました、良かったです。人間同士の心の距離の縮まり方が繊細に描かれていましたね。ハートフルです。


監督は「37seconds」を撮った人。ユマの冒険の旅の作品でしたが、今回は外国人フィリップの冒険の旅でした。どちらも日本社会の中で特異な立場にある主人公が他人との関わりの中で成長していく物語になっています。今回の「レンタル・ファミリー」では、戸惑っていたフィリップが何をすべきか悩む中からの行動が周りの人たちに影響を与えていくところがとても印象的でした。


本来的にはフェイクな関係などから何かが生まれるなんで考えにくいのに、「ああ、そういうこともあるかもな」と思わされてしまうのは脚本の巧みさでしょうか。山本真理さんが演じるレンタルファミリー社員が本気で仕事に取組み、フィリップにいい影響を受けて変わっていくのが良かったです。


設定はフェイクでも人間関係はいくらでも作れるという面白さはどこにでもありえるかなと。アメリカ映画の一つの視点がこの作品にあるのが特色ですかね。



2026.3.4 京橋 国立映画アーカイブ

「逝ける映画人を偲んで2023-2024」

監督 高林陽一 音楽 大林宣彦

出演 中尾彬 高沢順子

配給 ATG   1975年公開


放送大学受講生の特典キャンパスメンバーズのおかげで国立映画アーカイブの上映作品が無料で見ることができます。というわけで平日休みに行ってきました。


横溝正史と言えば私立探偵金田一耕助シリーズ、一作目がこの作品。発表されたのが戦後まもない1947年、文芸誌の連載だったそうです。横溝正史は1902年生まれ、江戸川乱歩は1894年生まれなので8才下。都会的な乱歩とど田舎の横溝というイメージですが、金田一シリーズは横溝が戦争中の疎開先岡山の田舎がモデルになっているとのこと。


この作品、若い頃の中尾彬が主役ですが金田一がたいして活躍しないで終わってしまいます。一番印象に残る演技は高沢順子さん、当時20才。不思議系女優の先駆者とイメージがかすかに残っています。この作品でもちょっとやばい感じの役をたぶん素でやってるんじゃないかというようなそんな芝居を見ることができます。



日本の高度成長期、映画はすでに全盛期を終えていますが、ATGによる新しい映画作りが始まって若手クリエイターが活躍する時代だったと思われます。音楽を担当しているのが監督デビュー前の大林宣彦氏でした。映像も奇抜なところや妖しいところ、かなり新しさを感じます。


ミステリー作品として評価が高いようなんですが、原作は80年前の小説なので現代とは人権意識も倫理観も違いますね。そんなことで殺人事件は発生しないでしょという感じで、事件の動機がまったく理解不能なのでストーリーに入ることができません。映画の撮り方はとても面白いんですけどね。


シアターホールのエントランスにある映画作品のポスターの数々