原作 武田一義 監督 久慈悟郎
配給 東映
NHKあさイチでこの映画を紹介していたので興味を持ったのでイオンシネマ浦和美園へ。あさイチでは原作者の武田さんが出演して作品への思いを語っていました。北海道岩見沢出身。2015年(戦後70年)の天皇皇后のペリリュー慰霊訪問のニュースを見て取材を始めたとのこと。
原作は2016年から2021年まで「ヤングアニマル」で連載されたマンガ作品ですが、戦争をテーマにした内容のマンガが5年に渡って連載されたというのが驚きでした。マンガ読者にも作者の思いが受け入れられていたんだと。人物をかわいらしいキャラクターにしていることであまり抵抗なく作品に入っていけます。そこは狙いだったと本人があさイチで語っていました。
↑のスチールはまだ序盤の楽園的なシーン、雪深い岩見沢出身の作者からは南国の島は最も遠い世界だったかもしれませんね。
2時間の映画作品に再構成するのに苦労したようで、主人公のいろんな感情が丁寧に描かれています。戦争というものがどういうものなのか見た人に自然と入り込むような物語りになっています。
戦後80年経って戦争を経験した人がどんどん亡くなっているからこそ、作品として残す意味は大きいと思います。原作者武田さんのインタビューで「戦争を知らない自分が戦争を描くことをしていいのかと最初は思ったけれども、第三者の立場で作品化する意味がある」と言っていました。
これからもずっと戦争がない日本でいるために見ておくべき作品だと思います。





