今日は、娘の五歳の誕生日です。
妊娠中は、重いつわりの症状に始まり、妊娠中毒症・切迫早産、ついには
おなかの中では育たないと診断され、36週をまって、1ヶ月早く帝王切開での出産・・・
私にとっても、ダンナ様や当時四歳前の息子にとっても何かと大変な期間でした。
やはり、1ヵ月早く産まれてきた娘は、体重が2,000gと小さく、保育器にもお世話になりました。
ダンナ様は、生まれてすぐに保育器に入れられてしまった娘を見て、
「こんな小さくて、ちゃんと育つのだろうか?病気などの心配はないのだろうか?」
なんてことが、頭の中を駆け回っていたそうです。
1,000g未満で生まれてきた赤ちゃんでも、現在の医学ではほとんど問題がないと
ドキュメンタリー番組などでやっているのを見て、
「やっぱり、現在の医学はすごいよね」
なんてのんきに言っていたのに、さすがに我が娘のこととなると
そんな悠長な考えは飛んでしまってたようです。
五年たった今でも、同月齢の子達と比べると、やはり頭一つくらい小さいのですが
女の子だし多少小さくても元気ならいいかなぁなんて母としては思っています。
身体の成長より、心が成長してくれたほうがうれしいしね。
「人の痛みの分かる心の優しい人」に育ってほしいなと思っています。
昨日、花屋さんの前を通ったら、きれいなお花があったので
娘の誕生日だしと思い買い、早速玄関に飾ってみました。