とうとう、こういう日が来ました。
私が、息子のピアノからの卒業の時が来たのです。
↑懐かしい、私この頃ショートカットだわ(^_^)
0才の頃から通っていた保育所から帰ると、おんぶしたり抱っこしながらレッスンをしていました。
その頃から鍵盤に手が出てきたりしていたので、いつからピアノを始めたのかはちょっとわからない感じですが、
この写真の時が、人前での初演奏でした。
4才かな。
クリスマス会ですね。
すごく元気よく弾いていたのをよく覚えています。
あれからあっという間に月日は流れ・・
本当にあっという間ですね。
夢でも見ていたかの様です。
ピアノの先生でしたら察しがつくと思いますが、これまでに、親子間での練習時の激しいバトルも当然繰り返してきましたし、
素直に聞いてくれればもっと上手くなるのにな~、という歯がゆさも感じてきました。
息子はスポーツが好きなので、ピアノはかなり最小限。
それでも、コンクールにも楽器店のグレードにも(そう言えば音検も取ってたな~)参加したし、
外部の先生にもレッスンをしていただいておりました。
私も一緒に連弾やアンサンブルをたくさん行ってきました。
コンサートやライブなどにもよく出かけ、音楽の話もたくさんしてきました。
私個人的には、息子との連弾やアンサンブルが誰よりも一番しっくりと合います。親子ならではの「気」が合うのでしょうね。
そんな時間がもう無くなるのかと思うと、
また、ずっと聴きなれていた息子のピアノの音色が聴こえてこない日々になるのか、と思うと、
淋しくなるな~、と、昨年の暮れ頃は結構空虚感いっぱいだったのですが、
今、好きなスポーツや、既に始まってきている大学受験に対しての勉強など、自分の好きなようにノビノビとした日々を送っている姿を見ていると、とても幸せに感じたりします。
息子はもしかしたら、私の音楽に長い間付き合ってくれたのかも知れませんね(^_^)
幸せな時間を私に与えてくれてありがとう、と、感謝したいなと思います。
~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~
記念にYoutubeに残しておこうと、いう事になりました。
今だに、”親指の音が出過ぎ・・”、”テンポが揺れ過ぎ・・”など、つい突っ込みたくなる気持ちがフツフツと湧き上がってくる、どうしようもない母親ですが、
一人でのびのびと楽しんで仕上げた様なので、専門的に進むわけでも無いし、これでいいのかなと。
こうして何のアドヴァイスもしない演奏を聴いてみると、
息子の個性というものがかなり浮き彫りになって見えてきます。
うん、そう思うと、やはりこれでいいんだな、と、本当に清々しい気持ちになりました。
これで、やっと私も息子のピアノから卒業できそうです。
↓12月のクリスマス会のリハーサル時です。本番の方が遥かに良かったのですが、店内の雰囲気が美しいのと、途中3"10のところで、楽譜が手の上に落ちてくる!それでも引き続けた(^_^;)という面白い映像になったので、この動画を選びました♪