1840年創業の
アシチ・バジャックスズ Aşçı Bacaksız,
現在５代目が受け継いでいます。
Aşçıとは料理人、Bacaksızとは脚のないという意味で
背が大層低かったことからバジャックスズと呼ばれていたそう。
（今だと差別用語ですね・・）
代々受け継がれてきた形式を大切に守っています。
テーブルも椅子も当時のそのままとか。
メニューは１品のみ。
（ピラフの上に羊の煮込み、その上には脂を吸わせたピデ）
デザートも１品。
オーダーが入ると丁寧にピデに煮汁を染み込ませています。
肉が終わると営業も終了。
コトコトと長時間煮込まれた羊肉はほろりと崩れます。
この持ち上げた瞬間肉が崩れるのがわかっていただけるでしょうか。
息子も主人もこんなに美味しい羊の煮込みは今まで食べたことがないと
騒いでいました。
最終日にも再訪することに。
羊肉が苦手な方にはあまりお勧めできませんが、
これぞアナトリアの味！
エクメッキカダイフ。
アフィヨンの特産品でこれを食べないとアフィヨンに来た意味がない！
エクメッキカダイフとは
宮廷料理のデザートであり、
乾燥したパン状の生地にシロップを染み込ませたものでクロテッドクリームが乗せてあります。
この美味しさにびっくりしてこの後
エクメックカダイフを色々なロカンタで食べ歩きました。
口に含むとカイマック（クロテッドクリーム）の重すぎない濃厚さと
臭みのあることが多い水牛乳だけど、
臭みはなく、ミルクがジュワーっと口に広がり、
甘すぎないシロップがとても良いバランスで食べ飽きませんでした。
羊の煮込みの後の口の中の脂っこさに丁度良かったです。
食べ歩きの結果・・・ここのが一番！！
こういう歴史ある名店、
いつまでも長く続いてほしい。
Aşçı Bacaksız
Karaman Mah. Yeni Saraçlar Çarşısı No:6 Afyonkarahisar
学校、企業向け、プライベートグループでのオンライン料理教室
（寿司、トルコ料理、西洋料理、その他）も承っております。
（かなり不定期でおこなっておりますので
ご興味のある方は連絡リストに加えさせていただきますので
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イスタンブルのキッチン
トルコ最大料理学校MSAにてプロフェッショナルシェフコース卒業。
HACCP（世界基準衛生管理）取得。MSAパンコース修了。
喜代村塾すしマスターコース修了。
辻調理師専門学校通信教育 日本料理修了。
スペイン バスク・クリナリーセンター、モダンテクニックコース修了。
在イスタンブール韓国領事館韓国料理コンテストプロ部門入賞。
ル・コルドンブルーや数々のワークショップを受講。
トルコワインを勉強中。（現在ワイン国際資格WSET2）
トルコ料理を中心とした料理教室をトルコと日本、オンラインで開催している。