先日、トルコのガストロノミー界の大スター
メフメットギュルスらが主催する食のイベント
「YEDI(7)」に参加してきました。
いろいろな意味で私だけではなく、
会場全員の心の中をかき乱され、
考えさせられた
女性のことを紹介したいと思います。
Ayşe Tükrükçü
アイシェ・トュクルックチュ
ガズィアンテップで生まれた彼女は
7歳の時、移民した実の家族のもとにドイツに移住しました。
9歳の時、
両親からは家庭内暴力を、
それから逃げるようにトルコに戻ると伯父からは
性的暴行を受け続けました。
その後トルコの孤児院に移り、
初めての結婚をしますが
夫によって売春宿に売られてしまいます。
(彼女を売り飛ばすために結婚したらしい)
7つの違う売春宿で働きましたが、
2度目の結婚とともに
やっと売春宿での仕事に終止符を打つことができました。
そして離婚をしてからは病院での介護係
や、食器洗いをしながらお金を稼いだものの、
4年間ホームレス生活をしたそうです。
「38日間、入浴はもちろんのこと、
下着も変えられなかった。
女性にとってそれはどんな悲惨なことかわかる?」
あるとき彼女は
「誰も私にはスープの一杯もくれなかった。
でも私はなぜ彼らにスープをあげないのだろう。」
と自問をします。
それから非営利団体「Çorbada Tuzun olsun」を立ち上げ、
2年間毎日170人分のスープを
タクシム周辺のホームレスに配り歩いているそう。
不要衣類も集めて配っているそうなので
興味のある方はこちらをご覧ください。
政府や自治体、企業に援助を求めても
興味は示しても
実現はしないそうです。
将来のある貧困な若者には援助するが
未来のみえないホームレスには
誰も援助してくれないというのです。
「私は売春婦として生まれてきたのではない。
私は父の愛娘として生まれてきたはずなの。
そして、私は成し遂げたわ。
あなたたちは?」


