鼻が壊れて思い出す
子どもの頃鼻の悪い子どもだったなと
耳も目も歯も悪かったけれど
健康診断では「鼻炎」と診断されて
耳鼻科へ通う
必ず診断書を貰うので
またかと思う
鼻にシューシューする機械の前に座って
ひたすら身を任せる
これで何が改善されているのか
また次回の検査では紙を貰う
あの頭がボーっとして
スッキリしない感じ
人目を気にして
いつも鼻のかみどきを探ってるかんじ
自分の克服点をとやかく言われないように
隠す感じ
こりゃあ一生認定され続けるていう
暗澹たる思い
いつの間にか鼻炎認定される人じゃなくなった
あの感覚を懐かしく思うのは
大人になったということか
(大人でも鼻炎になるだろう笑)