初めての韓国 2 外へ | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

さて。。

 

初めて韓国に入国した私たち。

 

信じられないマナーの日本人に

イライラマックスのまま

韓国に入国した。

 

色々な日本人がいるのはわかる。

でも・・

順番を待つという

最低限のことができないのは

非常に情けない行為。

しかも入国審査で待つ列は

きちんと割り込みできないように

柵がしてあるのに

それを乗り越えての行為なので

悪質。

 

海外にいて色々な国の人を見てきたけれど

順番を抜かしたり

割って入ったりする行為は

全世界共通で嫌われる行為。

 

とはいえ

他の国の人も「これくらい」は

やってるだろうと思われるかもしれないが

意外にそういう行為をする国の人は少ない。

いるにはいるが、そういう行為をする人の出身国は限られていて

そう多くはない。

むしろ少ないのだ。

 

そして、必ずその人ではなく

その人の国や出身エリアが

そういうレベルなのだという話になる。

 

そして、そのレベルと判断されることは

真面目にやってる人にとっては

ものすごく迷惑なこと。

 

彼らと同じパスポートを持つことに

初めて恥じる気持ちになった。

 

そして、「日本のいいところ見せよう」キャンペーン中の

我が家では

子供達に決して見せたくない大人。

 

それでも、嘘は教えられない。

こういう日本人もいるのだという現実を

見せることも大切なのだ。

 

イギリスでイラつく人は

結構見かけたけども

このマナーの部分で

大勢の目を気にせずに

人を押しのける行為をする人は

いまだに見かけたことがない。

 

しかし、思い起こせば

日本に住んでいた時

列に割ってはいる若者を

何度か見たことがあった。

 

そういう人が存在するのは事実。

 

イラつき以上に

この行為を海外で見るのは

本当にショックだった。

 

今思い起こせば

「最後尾はそこじゃないですよ?」

と、言ってやればよかったのかな。。。

 

最初は韓国人だとばかり思っていたので

黙っていたが

後からでも日本人だとわかった時に

言うべきだったかな。。

でも、下手なこと言って

子供いるのに絡まれたら嫌だしな。。

 

なんてヘタレな自分を後悔しつつ

荷物を探す。。

 

ベルトコンベアーに乗って

荷物がやってきた。。

 

乗り継ぎの待ち時間が8時間もあるので

次のフライトへの載せ替えはできない。

 

したがって、自分で荷物を一旦取り

それを空港の「荷物預かりセンター」に

持っていく予定。。。

 

しかし・・・荷物が足らない。。

 

まさか・・

福岡からここまで直行だったし。

短いフライトだったのに

何で荷物が??

 

そんなことを思いつつ

荷物のお問い合わせセンターにいく。。

荷物がないと。。

 

荷物の番号札を見せ

足らない荷物を係の人に調べてもらう。

 

 

何だかナミビアを思い出す。。

 

そんなことを思いつつ

待っていると

すぐに見つかった。。。

 

どうも、途中どこかで引っかかっていたらしく

出てくるのに異常に時間がかかったそうな。

 

そんなこんなで

やっと到着口に出れた。。

 

この時すでに1時間以上が経過。。。

さて、次の作業は

空港内で荷物を預ける場所を探さないといけない。。

 

ネット情報によると

その場所は空港の出発口にあると言う。。。

 

なので、到着口を出て

一番上の階の

出発口に行った。。

 

 

仁川空港。。。

とっても綺麗で新しい。。

 

何だか雰囲気が福岡空港に似てるが

その大きさは10倍以上はありそうな

大きさ。。

 

キョロキョロしながら

エレベーターに乗って

最上階へ。。。

 

そして、驚いた。。

広い。。。

とにかく広い。

アイドルがどこかで歌ってるよう。。

何だか騒がしい。。。

 

キョロキョロ見ていると

空港の出発口に

見覚えのある場所が。。

 

ああ、韓国ドラマで彼らが海外行く時

出てくるのは

この場所か・・・

なんてしみじみしながら

うろうろ・・・

 

うろうろ・・・

うろうろ・・・

 

大きすぎて先が見えず。。

とにかく歩きっぱなし。。

 

疲れる。。。

 

とにかく人が多い仁川空港。

 

団体ツアー系の人が多くて

ちょっと通りにくい。。。

 

「マミー、マミーの好きな韓国だね〜」

と言う子供達。。

「いや、好きとかじゃないけども

見たいとは思ってたよ。。」

と言い訳がましい私。。笑

 

韓国は九州より

ちょっと寒く感じたため

一旦トイレでお着替えすることに。。。。

 

結局なんだかんだしつつ

荷物を預ける場所を見つけるのに

1時間ほどかかり。。

荷物を預けるのにまた時間がかかった。。

 

トータルで3時間ほどのロス。。

 

これで

ソウルで買い物する時間はなくなった。。

 

しかし、食事をする時間はあるはず。

 

そう思い、ソウル駅に向かうべく

電車に乗ることに。。

 

仁川空港は

ソウル市内から離れた場所にあるらしい。。

 

空港には地下鉄が通っており

その地下鉄でソウル市内に行けるのだ。。

 

電車で40分ほどの快速に乗るため

チケットを買う。。。

 

乗り方も何も

さっぱりわからないまま

乗ったのだが

どうも、席が指定されている様子。。

 

そのことに気づいたのは

他の人の席に座った後。

 

たまたま誰もいない席だったとはいえ

居心地が悪いので

すぐに席を立ち移動・・・。

 

自分たちのチケットの番号の場所にたどり着く。。

 

電車は快適だった。。

途中地上に出たため

韓国の家並みを見ることができた。。

 

当時、日本ではもう、桜は散っていたものの

ちょっと寒い韓国では

この日が満開だったようで

山一面がピンクに染まり

とても綺麗だった。。

 

韓国の印象は

日本とそう変わらないな・・

と言う印象だった。。

 

きちんと並んで電車も待つし

お互いに譲り合ったりもする。

 

やっぱり同じ儒教の教えが染み付いた国だけあって

似てるところが多い。

 

良くも悪くも普通なので

逆に驚いた。

 

電車の中では

Wi-Fiが使えたため

夫の報告。。

 

今韓国にいることを。。

 

子供達は韓国の町並みに

興味津々。。

 

今回、日本では新幹線や電車に乗せてないため

この乗車は嬉しくてたまらない子供達。。

 

バーレーンにもオマーンにも

電車はない。。

だから、電車に乗ることは

子供達にとって

ものすごく特別なことなのだ。。

 

意外に早くソウル駅に着いた。

 

正直、どこにいけばいいか

さっぱりわからなかった。

しかし、今回は時間がなかった。

時間をロスしたせいで

買い物はできない。

 

なので、一番近そうな

大きな駅にしたのだ。。

 

さて、ソウル駅に着いた時は

すでに日が暮れていて

辺りが暗くなり始めていた。

 

何を食べるのか?

 

まずはこれがポイントだ。

有名どころを

ネットで調べたのだが。。。

どこにあるのか

全く見当もつかない裏路地が多いため

とりあえず駅周辺で

美味しそうなものがあれば入ろうと

思っていた。。

 

短い滞在なので

ネットもWi-Fiもない状態。

だから、迷えない。

 

そして、滞在時間は食事時間を合わせて

2時間がマックス。

なので早く決めないといけない。。

 

夕暮れ時に

ソウル駅周辺を歩く子供達と私。。

 

夜は気温が下がるのか

先ほど、防寒したはずなのに

ちょっと寒い。。

 

子供達と「何食べよっか〜」

とはしゃぎながら

行き当たりばったりを楽しむ私。。

 

歩道橋を渡ると

レストランが並んでいる通りを発見。。

 

おお!ここならありそう!

駅からも歩いて5分くらいだし。。。

そう思いつつ

その通り歩く。。

 

 

するとすぐに「これ、美味しいそう!」と言う

レストランを発見するが・・

 

そう言う場所に限って

ものすごい人が並んでいる。。。

 

これ待ってたら

帰れないな。。

 

韓国も日本と同じで

美味しいレストランは

人が多い。

そして、並んでる。。

 

並んでないところは

若干勇気がいるところか

ものすごく高価そうなところ。。

 

時間がない。

だから、美味しい人気店には入れない。

そこそこ人が入ってると言う店はなく

人が多いか人が少ないかのどちらかで

真ん中・・つまり「そこそこの店」は

あまり存在しなかった。。

 

探すこと20分ほど。。

私は美味しい店というのを諦めた。

そして決断をする。

 

若干行きのいるようなお店で

お腹を壊すのは

これから長旅を控えてるので

シャレにならない。

 

ならば

高級そうなところにしよう。

 

ということで

高価そうな

焼肉を置いてるお店に入った。。。

 

人が入ってなさそうだと思ったその店は

案外人が入っており

私が探していた「そこそこ」のお店だったよう。。

 

しかし・・・メニューを開いて

驚いた。。

 

当然と言えば当然だが

全部韓国語・・

 

まずい。。

何も読めねえ。汗

 

こうなったら

いつものあの手で行く。。

 

私は海外に来て

習得したスキル・・・

「あの人たちと同じもの頂戴」

 

字が読めないんだ。

これしかない。笑

 

私は隣の席のお客さんが食べてるものを見た。

 

彼らは会社帰りのサラリーマンと言ったところか。。

悲しいかな

男二人でやって来ていた。。

結構若い・・・30手前くらいだろうか。。

 

焼肉セットのようなものを頼んでいた。。

成人男性2人で食べきれるサイズなら

子供達と私で食べても

十分な量があるはず。。

 

そう見込んだ私は

店員さんに

「あの人たちと同じものを頼みたいのだけど」

と英語で言って見たが

通じない様子。。

 

仕方ない。。

今度は日本語で挑戦。。

 

が・・

ウェイターの兄ちゃんは

どっちもアウトだったよう。。

 

仕方ない。。

 

隣の席の料理を指差し

あれが欲しいとアピール。。

 

するとこのウェイターの兄ちゃん

感は良かった。。

 

ピンと来たようで

焼肉セットのメニューを指差す。。

 

そのセット価格は7000円。。

ボリュームが多かったので

安いと言えば安いかも。。

 

そんなことを思いつつ

これでオッケー〜とオーダー。。

 

そしてビールをオーダーすると

これは問題なかった。。

 

しかし、追加でご飯を頼むとき

ものすごく苦労した。。

「ライスをください」と言ったのだが

そのライスがわからず

お兄ちゃん混乱してる様子。。

 

しまいには他のウエイトレスのおばちゃんたちにも

「ライスってなによ?」って聞いてる様子。。

 

もしかしたら、私の発音が悪かったんだろうか。。

 

そんなことを思いつつ

私はじっとそのウェイターのお兄ちゃんを見ていた。。

 

 

そして気づいた。

「ご飯」という言葉が聞こえたのだ。

 

そうだ。

そうだったのか。

ご飯はご飯だったのか。。汗

 

きっと「ご飯のことじゃない?」

とお互いに話していたに違いない店員さん。。

 

申し訳ない。。

 

こうしてなに一つ英語も通じず

日本語も通じず

韓国語も話せないまま

オーダーした割には

全部オーダーしたものがやって来た。。

 

韓国すごい。。笑

いや、このウェイターさんが

すごい。笑

 

焼肉は

韓国式に漬けダレにつけたものが来たのではなく

普通の肉が来た。

でも、その肉は多分、いい肉だったようで

とっても柔らかく

美味しかった。。。

 

韓国料理なのかと聞かれたら

多分違うのだろう。

 

だけど、美味しかったのでよしとする。笑

 

セットについていた

ちょっとしたおつまみは

韓国の料理だったため

まあ、満足はしている。。

 

大きな唐辛子を味噌につけて食べるのは

美味しかった。。

 

ビールも美味しく

2杯も飲んでしまい。。

お肉も3人で食べきれないほどやって来た。

 

子供達もものすごく喜んだ。

 

帰り際に

このウェイターさんに

「ありがとうございました」

そう日本語でいうと

そこはわかったようで

笑顔でお辞儀をしていた。

 

韓国、なかなかいいね〜!

 

なんて言いながら

駅に向かう途中

あることを思い出した。。

 

夫が韓国海苔が欲しいと言っていたこと。

 

なので、スーパーで韓国海苔を購入。。。

 

韓国のスーパーに

死ぬほど興味があったけど

電車の時間が迫っていたため

韓国海苔のみ購入。。

とほほほ。

 

韓国で買い物したかったな・・・

今度はちゃんと来て見たいな。。

韓国。。

 

 

そんな後悔を残しつつ

私はオマーンに帰っていったのでありました。。