妹の意外な過去 | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

さて、続きです。

喧嘩が治まった所で
大晦日の準備をする。
私達家族の取り決めは。。
大晦日に豪華な食事をし
本当の元旦は
何もしない。。。

理由は。。
嫁に行った私達が
元旦に夫の実家に行けるように
子供が女しかいない両親が
考えた解決策。

だから
妹夫婦は
元旦は旦那さんの実家で過ごすのだ。

このシステムは年に一度は絶対に
皆集まるための
我が家の決まり事。

さて、料理が出そろって
家族で紅白見ながら
食事をいただく・・・。

紅白見ても
小林幸子とか
昔の人しか分からないのは
辛過ぎる~!!

さっちゃん、(←小林幸子)
最近、衣装が
節約気味なのね。。

これが紅白の一番の印象。。笑

そして
変な名前の人が多い事。。。
「ゲスの極み乙女」だって、、
変な名前。。。

まあ、この人は最近問題起こした人なのよね。。
アメーバーニュースで見たわ。。。笑

さて、紅白もそこそこに
真ん中の妹がある事を言い出す。
「Kがね、学校でこの前の面談でね
落ち着きがないって言われたのよ。」
と話していた。。

うん。。それは何となく分かるな。。。
そう思いながら聞いていると

「僕はママの子供やけ
頭よくならんよ。」
とKは言い出した。。。

実は・・・
下の妹から聞いたのだが
どうも、Kは
お母さんの真ん中の妹の事を
馬鹿にしているらしい。。。

確かにそうとれる発言が
何回かあったように思う。

その原因は色々あるが
大きい原因は
どうも相手の家族(旦那の家族)なんかが
軽く冗談でそういうことを
言うのだとか。。。

私は前からこの家族が好きじゃない。
特にお母さんが好きじゃない。
真ん中の妹の結婚式の席で余計なことを
下の妹に言った時から
この家族とは関わりたくなかった。

しかし・・
そんな妹のお義母さんは
いつも何故か私にかまう。
特に子供ができてから・・・

嫌いなので今まで関わってない。

なのに何故か
Jが産まれた時に
見せろと何度もいい寄ってきた。

今まで交流があったならまだしも
今まで全然関わってない人なのに
ハーフが見たいと言う
ただ興味本位で
私に赤ちゃんを見せろと
焼き肉誘ったり
あの手この手で
することがかなり嫌だった。。

今回も書いてないが最低でも2回は
何らかの誘いがきたが
真ん中の妹には
嫌だときちんと言っている。
会う義理はない。

もし、
私の子供に会わせて
下の妹の時のように
余計な事言ったら
考えただけでもゾッとする。

あの人はこんな人だ。
真ん中の妹の事を
息子のKの前で馬鹿にするようなことを言っていても
全く不思議ではない。

人を見下す事でしか
自分の位置が分からないのだろう。
哀れな人だ。

Kにこの人のような曲がった思考を
植え付けたくない。
真ん中の妹は、そりゃ、悪い所もあるし、
ちょっとズレてるけど
子供のKの事は命をかけても守りたいと思ってる
立派な母親だ。

子供であるKのことを
大切に思えるのは
母親として
決して当たり前などではない。

世の中には
残念ながら
そう思えない人もいるのだから・・・。

だから子供のKには・・・
母親の無条件の愛にあぐらをかいて
母親が何も言わない事をいい事に
母親を馬鹿にするなど
決してするべき事ではないと
分かって欲しい。。

母親のMを親として尊敬して欲しい。
変に母親を判断せず
素直に母親の言葉を受け止めて欲しい。

皮肉にもこの言葉は
昔グレていた真ん中の妹に
言った言葉だ。。。

今、妹は全く逆の立場にいる。。
あの当時に比べたら
まだ序の口だけど。。。

さて、Kの
「お母さんが馬鹿だから僕も馬鹿」という
発言に妹の旦那以外の
家族全員が固まった。。
「Kは何言い出すんだ?」と。。。

そして私は一時考えて
「あのね、K
あなたのお母さんはね
馬鹿なんかじゃないのよ。
とっても賢かったんだから。」
そう言った。。。

すると
真ん中の妹が吹き出した。
続いて父親が咳が止まらない。。。
母親は後ろを向く。。
一番下は。。
察しがついたのか
一時して
「そ・・・そうよ!」と・・・
ものすごくぎこちなく
合わせてくれた。

ありがとうよ。。。

もちろん、これはKの誤解を解くために
言ったまで・・・

「お母さんはね、
部屋のこもって
いつも勉強してたわ。
(勉強するといい部屋にこもり
本当はいつも友達と電話で話してた 笑)
それにね、先生もいつも
お母さんの事気にかけてたわよ。
(先生に色んな意味で目を付けられてた 笑)
だからね、Kもお母さんみたいに
賢くなれるよ!
頑張らないとね!」
と・・・
言われている真ん中の妹本人が
吹き出し過ぎて
お茶が鼻から出ていたが
こっちも、Mの名誉挽回を狙うのに
必死。。。

もう、噓つくのは嫌だから
ある程度現実にそった話ししたけど。。。
我が妹ながら
アピールポイントなさ過ぎて
苦しかったわ。。。失笑

するとKが
「でも、お母さん、
音楽とかできんやろ?」

これまた馬鹿にしてきた。

ううう、こやつ、一体どこまで
母親のMのことをできないと
思い込んでるのか。。。

「いいや、お母さんはね、
3歳からピアノをやってたのよ!
(私につられてね。。
途中で私より先に辞めたけどね 笑)

上手だったのよ!
発表会にも出たしね!!
(発表会には出た。強制的にね。。汗)」
と反撃。

するとここは自信があったのか
真ん中の妹本人が
「そうよ、お母さん(M)は音楽は得意だったわよ。
だって、バンドやってたんだから!」
と・・・

その言葉に家族全員のけぞって
ええええ??」と。。。

グレてた間に
そんな活動してたなんて。。。

一番下の妹はショックが大きかったようで
「そうなんや。。。」と
斜め下を向いて言っていた。。。

そして
「え?でもバンドって
何やってたの?」と
皆が疑問に思っていた事を
一番下の妹は言う。。。

すると
「ん~ドラム!
でも、そのあと




ボーカルになった。」
と・・






ええええ??
ここでまた家族がのけぞって
大合唱。。。

ボーカルって。。
歌歌う人よ?
わかてっる??
って言いたい気持ちを抑えるので必死。。


何故かって。。。
私達は妹の歌唱力を知っているからだ。。。

それは昔々の事。。。

昔、カラオケが流行った時代があった。。。
当時姉妹の仲は最悪で。。。
真ん中の妹がグレて大変だったが
父は何を思ったか
カラオケに家族全員を連れて行ったのだ。
そこで3時間も歌わされて。。。

今考えれば
真ん中の妹のグレ具合に
何かの突破口があればと
流行のカラオケ託したよう。
何とかして妹の心を開こうという
父の苦肉の策だったのだろう。

案外楽しかったものの
真ん中の妹の歌唱力は
カラオケいつもいってる割には
イマイチだった。。。
その事は3時間歌わされた
家族全員は知っていて。。

なのに、バンドでボーカル。。
カラオケでもイマイチなのに
生伴奏
しかも素人の
多分間違いだらけの生伴奏で
歌えたのか。。。
ものすごく不思議。。。

みんなモヤモヤしつつ
色々考えていたのだろう。。
それを察した真ん中は
「いや、ボーカルって言っても
最初にボーカルやってたひとが辞めたから
代わりになっただけなんだけどね・・・
ジャンケンで負けてね。。。」
とぎこちなくお茶をすする真ん中の妹。。。






そうなんや・・・
ジャンケンで負けて
バンドの肝心要の
ボーカル・・・
押し付けられたんや・・・



そして
どうしてもその先が気になってしまった私は
「・・で、その後はどうなったの?」
と聞くと。。


「え?
後って

当然解散よ。

まあ、解散って言っても
練習しか
してなかったからね。。」

とまたお茶をすする真ん中の妹。。


そうなんや・・・
妹。。。ボーカルになったとたん
解散・・・
なんかあったんやな・・・・
何やろ??

そう思っていると
「それってやっぱり
M姉ちゃんがボーカルやったのが
関係してるん?」
と聞いてしまった下の妹。。


すると・・
「まあね・・・
色々とね・・・
最後は
仲間割れ・・・かな」

と意外にも
ほろ苦い思いでだった事が判明。。。


この一部始終を聞いていたKは
「なんか音楽って難しいね。
やっぱ、俺、音楽できんで
いいわ・・・」
と言ってその場を去っていた。。。

「いやいや、そうじゃなくて・・・」
と私達は慌てるも
もう、時は既に遅し。。

Kは遥か彼方。。。

しまった・・・

本来の目的を忘れ、
真ん中の妹の意外な過去に
興味津々だった私達。

昔グレてた妹は
バンドのボーカルだった。。。

あの当時の私には想像できなかった事実。。

本当にビックリ!

そのせいで、Kと真ん中の妹の関係は
修復される事なく終ってしまったけれどもね。
まあ、またいつかまた試みよう・・・。




こうして私の思惑は外れたものの
真ん中の意外な過去に
驚いた2015年の
年の暮れだった。。。











0.9ctタンザナイトの指輪です~!


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