2015年引っ越し 不安 | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

本日2つめのアップ~!


いきなり
全く条件を無視した
妙なメールが来たので
無視していた私。

何か一言添えてあったら。。。
きっと返したのだろうが
写真と金額だけじゃ・・・
なにも分からないし
条件が揃ってないし
見た目の好きじゃないしで
無視していた私。

しかし・・・
そんな私に
もう一通のメールが
一週間後に届く。

「この物件は
もう貴方には教えない。。」という
よくわからないもの。

私は「??」と返してみた。

最初から教えて欲しくもない
全く違う条件の家を
教えないと言われても
どうしていいやら。。。

すると
「もう、借り手が付いたので
貴方には教えません。
せっかく教えてやったのに
何で返信しないのだ?」と
怒っている。。。


この時初めて私は
これが私に向けての
写真だったと気付いた。

そして
「条件が全く違うし
金額はオーバーすぎて
何かの間違いだと思っていたから
返信しなかっただけ。」
と返してみた。

すると・・・
「金額は交渉すれば800まで落ちるはず」
と今更な情報を私に言う。

こういう大事な事をきちんと言わないから
客を逃すんだ。
自業自得!

と思いつつ
「そんなこと知らなかったし
もう、興味もないです。
私はもう、家が見つかったので
貴方にお世話してもらう必要はないです。
ありがとう。さようなら。」

そう冷たくあしらった。
本当は家なんてこの当時は目星さえ付いてなかった。
しかし、この変な人には関わりたくないので
突き放す感じに。。。

しかし。。。それでもめげず
その後も妙なメールが何度か来たので
完全ブロック。。。
疎遠に。。。


ちなみに、偶然だが
この男性が進めていた
妙なブルーライトの家。。
実は今の家の目の前にあって・・・
未だに空き屋。

あの男性は一体
何が言いたかったんだろう。。。


そうつくづく思う
今日この頃。。。

さて、この間も色々と家を見て回っていて。。。
物件サイトをチェックしては
連絡し
実際に気になる場所をウロウロしては
電話番号をGETし・・・
そうこうしているうちに
ようやく一件の気になる物件を見つける。

それが
運命の物件。

この物件は以前1000BDくらいだった。

だから、私の対象外。
しかし、最近値段が下がったのだ。
相変わらず
よくわからない写真で
全く魅力を感じない
写真ばかりが掲載されている物件サイト。
その中でもこの家はダントツで
妙な写真が多かった。。。

こんな事をする理由は
他の不動産エイジェントに
その家を悟られないようにするため。
写真を見えにくくして
それがどの場所にあるのか
どんな間取りの家なのか
分からせないようにするのだ。

そんなことをすれば
お客さんも見えないが。。。
そんな肝心な事はどうでもいいようで

とにかく床だけが写っていたり
部屋の端っこだけが写っていたり
とっても魅力を感じない仕上がりになる、

今の私の家もそうだったので
気にしてなかったのだが
値段が下がった事で
一気に気になり始める。。。

家を見せてもらうと
驚きの連続。

まずはロケーションがいい事。
この場所は高級住宅街なので
こんな値段では見つからないので
諦めていた地域。
そして、何より、アクセスがいい事。
近くにレストランやカフェやスーパーなど
便利でしかも安全な場所。

場所だけで満点だった。

そして・・・
とっても大きな家なこと。
間取りもよく
しかも明るい家。
庭は広くないが
可愛いプールが付いていて
手入れしやすそう。

しかし、気に入らない事もあった。
それはカーペット。
イギリス人、何処にでも
カーペットを敷きたがる。。。笑

前のテナントが
イギリス人家族だったらしく
2回は全てカーペット。
幸、バスルームはタイルだったが。。。

熱い国で
カーペットはいらないと思っている夫と私。
タイルの方が手入れしやすいので大好きなのだ。
だから、カーペットはかなりネックだった。

特に。。。
土足で家の中を歩き回っていたであろう
イギリス人達が使ったカーペットなど
家の中では靴厳禁な家訓のヒロ家では
かなりのマイナスポイント。

その事を説明する私。

また、
この家の壁の色も問題だった。。
赤い色・・・。
いつか流行った色だが
私は好きじゃない。。
まあ、紫よりはマシだけれども。

そして、築10年だからなのか
あちこちの壁に
黒い手形があり
ペンキを塗り直す必要がある。

また、壁には何百もの押しピンが刺さっており
これを抜く作業も
ものすごく大変。

クーラーも古そう・・・。

いい家なんだけど。。
今まで放置していたものが
色々と問題になるんだろうな。。。

という感じは
直感で感じた。

しかし、いい家で
家に入ってすぐに
とても気分が良かった。
この家で家族が楽しく暮らしている絵が
すぐに見え始める。。。

ここを紹介してくれたエージェントに
「ここは好きなんだけど
カーペットや壁
あと色々なものが古いので
そこがネック。。」
と正直に話した。


すると
「オーナーに掛け合ってみます。」と
言ってくれた。

この間、
夫にもここを見せて
夫は惚れ込んでいた。
ここはいい。
特にお庭が気に入った様子。

しかし、夫も私と同じ所で引っかかったようで
カーペットや壁の事を言っていた。

今回はインド人のエージェントだったが
今までには珍しく
行動が早い人だったよう・・・

すぐにオーナーと会う約束を取り付けた。

夫と子供達と
このオーナに会う日。。。
私達が家を出ないといけない日から
3週間前くらい・・・

ここで決めなかったら
多分厳しいだろうな。。。

というギリギリの所だったように思う。
しかし、焦りは禁物。
もし、ここが駄目なら
前から住みたかった
都心部のアパートに引っ越すつもりでいたので
焦りはない。

オーナーに玄関先であった。
彼はお爺さん。。。
ちょっと偏屈な感じのお爺さん。

彼は会ってすぐに
この近所の文句を言い出したり
妙な事を話したりと・・・
正直に第一印象は
かなりまずかった。。。

お金持ちのようだが
かなりのケチぶりを発揮していて
至る所でそれが見え隠れしている。

冷蔵庫は15年前にかったよう。
かなりの年期が入っていて
しかも殺人現場だったのか??
と思うほど
血のようなものが
冷蔵庫の中で
飛び散っている。
恐ろしい状態の冷蔵庫を
「これは高かったんだよ~!」と
自慢げに言う。。。

ガスレンジも同じく
油まみれで
あちこちグラグラしていて
「もう買い替えでしょ?」と言う感じだが
この二つは買い替えないと言う。

お金を出し渋る
典型的なアラブ。

そんな事が伺える内容が
会話の節々にあり
夫の顔色が変わる。。。

しかし、この家の話しをし始めた時
思わぬ事を言い始める。
「カーペットは汚いので
床に張り替えるから!」という。

床??
頼んでもないけど
何故か、私達のためにと言わんばかりの言い草に
ちょっとオロオロ。

「壁もペンキ塗らせるから!」と
前向き。。。


しかし、契約は普通一年の所
2年。。。

ここでちょっと引っかかった私達。。。

一応話しを聞いて
前向きに相手が検討してるのを受け
こっちも真剣に考え始める。。。


そして、一回目の話し合いが終わり
車に乗り込んで
夫がある一言を
ボソッと
言うのであった・・・。