3匹の子豚 | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

これは夫が小さい頃の話しです。

イギリス人の夫が小さい時
3匹の子豚を飼っていた。
それぞれきちんと名前があったそうな。
ストロー(藁)
レンガ

という、まあ、
3匹の子豚に出てくるストーリーのままの
何のひねりも無い名前だったそうだが
それはそれはかわいがっていたそうな。

そして、順調に育っていった子豚ちゃんたちは
立派な大きな豚に成長していった・・・。

ある日、子供だった夫が
学校から帰ってくると・・・

玄関先に









真っ二つになった
豚の死体が・・・






夫はギョっとしたそうな・・・。

もちろん、これは義父の仕業。
この豚さんはその晩の食卓にのぼる予定だったもの。

夫はビックリしたと同時に




「どの豚だろう?」
と思っただけらしい・・・。




ペットであった豚を
その晩、食した夫。

不思議と何の悲しみも無かったそうな・・・。汗


さすが義父に育てられただけはある・・・。



前にも話したが
夫の家は昔牧場のようだった。

だから、当然羊も飼っていた。
その羊ももちろん食べるためのものだったのだが。。。

子供だった夫は
名前を付けていた。

そして。。。
その羊の中に
マチルダという羊がいたそうな。
他の羊が食べられるのに
マチルダだけは
いつも食べられなかったと言う・・・。

何故か・・・

それは彼女が





母親だったから。




なぜ、母親だと食べられないのか・・・
それは・・・







彼女の
子供を
(子羊)
食べるため・・







マチルダ・・
可哀想すぎる・・




そんなこんなで
夫は今でもあまりペットに興味を示さない。

ペット=
最終的には食べる



という逞しい生活を小さい頃からしてきたからなのか






食べられない
ペットは
役に立たない・・・


と平気で言い放つ夫・・。




いやいや・・・
ペットは
食べないから!

それは貴方の家だけ・・・

そう子供達に必死で訂正する
私なのでありました。