第三の波・・・そして | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

コンピューターが届きました~!!
壊れたコンピュータは修復不可能で
新しいコンピュータを日本で購入!
先日届きました!

が・・・設定に戸惑って
時間がかかってました!

今回買ったのはMacでして・・・
実は私Windows派です。
仕事をしていた昔から
Windowsしか使ったことがないので
好きとか嫌いとかじゃなくて
それしか知らないのです。

だからMacには慣れてません。
きっとコンピューターとしては
すごい威力を発揮するのでしょうが
なんせ、私が使うのは
ブログとネットサーフィングとスカイプ・・・
まさに宝の持ち腐れ。

でも、一つ重宝しているのは
漢字の変換が簡単になったこと。
外国のコンピューターの
漢字変換機能が悪いのか
私の使い方が悪いのか
私の昔のコンピューターは
「読む」とか「呼ぶ」とかいう
簡単な単語が変換できなくて困ってました。
難しい漢字の変換になると・・・
もう役立たず状態!

今回は日本で買ったので
変換自由自在!
日本語に苦労しないので嬉しい!

とはいえ、まだ慣れないMacで
かなり苦戦してますが
また書いていきます!


・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ーー・

前回までの話・・・
息子が感染し
私の心が揺れましたが
結局は頑張ると決意いたしました。
この後、事態は悪くなり
ブログを一旦お休みいたしました。

この第三の波は
そのブログを休むに至った経緯の話です。





病気を広めた張本人マージーを
受け入れるつもりで
心を入れ替えた私。

この3日間何も食べていないので
妙な気分ではあったものの
頑張ってみた起きてみた。

実際起きてみると・・・
頭がクラクラする
相変わらず吐き気もする
ただ・・・
痛みに慣れたので
自分で多少コントロールできた。

食べてないので顔色が悪い・・・
起きるからには
笑顔でいよう。

そう心がけた。

起きてきた私に
マージーは今までにない笑顔を見せた。
マージーも心配していたのだろう。
「もう大丈夫なのね?」と・・
私は普通に振る舞ったが
マージーに勘違いしてもらっては困るので
「まだ体調悪いですが、
ちょっと起きてみようと思って・・・。」
と・・・
「そうね、ゆっくりして、
あとは(夫)に甘えたらいいわ。」と・・・

この頃、夫はよくやっていた。
とは言っても私今までやっていたことと同じ。
感染しそうなトイレ掃除や
息子の嘔吐の処理
下痢の処理などは
私の負担・・・。
今まで私がやっていた半分の苦労・・・。

このとき、私は苦労している夫を見ても
心の底から頑張ってるとは・・・
正直に思えなかった。

何も考えず
夫の判断で
夫自身の家族を呼んだ。
そのせいで、苦しんでいる私の代わりに
家事をすることが特別だとは思えなかった。
当然のこと・・・。
そうとしか思えなかった。

いつもは疲れて何もしない夫にしては
今回はよくやっているが
比較の問題であって
私の心に中では煮え切らない何かがいつもあった。

夫とマージーは夫の家族に
電話したかった様子。
スカイプ・・・
相手の顔が見えるこのスカイプ・・・
このとき一番したくなかった。

マージーを受け入れる決意をしても
義父母への不信感は消えた訳ではない。
私が無理して起きている姿を見て
大丈夫だと思われるのは癪に障った。
義父母には罪の意識を感じてほしかった。
が・・・楽天的な彼らの性格からして
そうはならない。

そして・・・
私が予想した通り
謝罪の一言もない
「よかった!」の一点張り
相手は何故か今回も義父のみ

正直に気分が悪かった。
もう、死にそうになりながら
必死に笑顔で起き上がっても
これじゃあ・・・
意味がない。

今考えれば
こういうこと(謝罪)を期待するのは
日本人の感覚なのかもしれない。
でも・・・
このときは一言欲しかった。
こんな状態になってしまって
申し訳ないと・・・
それだけでよかった。
それだけで少し気が収まった。
でも・・・
それさえもない。

やっぱり外国人。
こういうことはないのかもしれない。
いや、外国人だからじゃなくて
義父の性格だからなのかもしれない。

電話の中
マージーは必死に
息子である義父を責めていた。
義父がこの病気を移したのだと・・・

今考えれば
義父は身に覚えのないことで
責められていて
それ(謝る)どころじゃなかったのかもしれないが・・・

しかし、私はいいたかった。
いくら義父に移されても
マージーがトイレにきちんと座って
用を足していれば
感染しなかった。
大きな問題はそこなのに・・・

モヤモヤしながら彼らの会話を聞いていると
さらにムカつく発言・・・

マージーが急に夫をベタ褒めしだす。
「この子、一生懸命私の世話をしてくれていて
本当にいい子なの。
本当に頼りになるわ。」と・・・

この言葉にはさすがにカチンときた。
ええ、私は何もしてませんよ・・・。
今までもこれからもね。
病気なので超ネガティブ全開。
一気にやる気を失う。
やっぱり身内一番らしい。
もう、忘れたんだね・・・。

するとすかさず夫が・・・
「何いってるの?
よくやってるのは、ヒロだよ。
今は病気だけど!」とフォロー

しかし、時既に遅しの私は
イライラマックス!
このムカつきは
何故か夫に対して向けられる
このとき夫は、
必死にかばっていたのだが・・・。

今考えれば・・・
マージーは夫に怒鳴られて
怖かったのだろう。
だから機嫌取りに
夫を褒めたのだろうが
その言い方がわざとらしかったので
カチンときた。

強い吐き気と下痢とおなかの痛みが続く
病気の苦しみから
もう優しい気持ちなんてことから
かなり遠ざかった場所にいた私は
何もかもが許せなかった。

電話の途中でマージーがトイレに行き
彼女を待っている間
義父が不機嫌そうに口を開く
そして・・・
とんでもないことを言い出す。

義父の話によると・・・
マージー
ウン様の粗相、これが初めてじゃないらしい。
実は義父母の家でも一度やったそうな。
義父母の家のベットの部屋の床は
全部カーペット。
ベットそばでやってしまったマージーは
カーペット中に
粗相をし・・・
すごい異臭を放っていたとか。
床に張り付いているカーペットなだけに
洗濯もできず・・・
特別なカーペットクリーニング業者を
呼ぶ必要があったそうな。

マージー・・・
初めてだと私に説明していたのに
実は、これで2度目の粗相だったのだ。

このときの下痢の原因は・・・
マージーがいつも食事と一緒に
服用している
便を促す健康食品。
医師から処方されているもの。
これの過剰摂取。
過剰に摂取したことによって
下痢になったというのだ。

そう言われてみれば
今回下痢になる前に
便秘だと文句をいいながら
その薬を飲んでいたのを
思い出した。
その薬をスープに混ぜたいがために
私にわざわざスープを用意させたので
間違いない!

怒りが込み上げてくる。
孫の家にきて、
病気ならまだしも
たかが便秘のために飲んだ薬で
粗相をした。
しかも、過剰摂取で粗相をして
他人に迷惑をかけた経験があるのに
また同じことをする。

また、義父にも怒りが込み上げてきた。
知っていいて、ここに送り出した事実。
マージーがこの薬をここに持ってきていたのも知っていた。
義父が荷造りしたのだから当然知っている。
自分の家で大変な目に遭った・・・
なのに持たせた。
大丈夫だといっていたのに
本当は大丈夫ではなかった。
無責任すぎる。

夫の家族への不信感が募りすぎて
気分が悪くなる。
もう限界・・・
スカイプの途中で無言のまま退席。

マージーも義父も
自分のことしか考えていない。
悪いのは皆、相手。
自分じゃない。
そればかり気になって
自分たちが何をしたのか
気づかない。

私はどっちにも激しい怒りを感じた。

この私の態度が理解できなかった夫・・・
いつもの私らしからぬ態度に
きっとイライラしていたに違いない。
夫も、私が追いつめられていたときのように
気持ちに余裕がなかったのだろう。
とにかく
あからさまに、私にイライラしていた。

そのことに
さらにイライラする私。
このとき既に一触即発だった。

そして・・・
この夜一番恐れていたことが起きた。
それは・・・
幼い娘の感染。

ベットでいきなり嘔吐。
すごい量。
そして発熱。
ぐったりしている娘。
後処理に追われる私。
気分が悪いが
娘の様子が気になる・・・。
気分が落ち着くまでかなり時間がかかった娘。

抱きしめて
一緒に寝た。
感染して以来
娘には触らないように心がけていたので
久しぶりに抱きしめた。
こんなに小さいのに
こんなに苦しんでいる娘をみていると
こっちまで苦しくなる。
ごめんね。。。
ごめんね。。。
ママが悪いよね。。。
ママがちゃんと断らなかったから
ママが悪い。
ごめんね。。。

そして・・・
今まで押さえていた感情が
大津波のように押し寄せてきた。

許せない。
夫も夫の家族もみんな許せない。
もう嫌だ。
もう出て行きたい。
もう耐えられない。
その気持ちが強くなりすぎて・・・

私はこれから
夫にこの気持ちをぶつけるのであった。