私たちは6年目の結婚記念日を迎えた。
去年の結婚記念日は高級な食べ放題に行き
お腹いっぱいになった・・・。
結婚記念日で食べ放題・・・。
何かロマンチックの欠片もないこの企画は
案外楽しかったものの、
子供をつれての外食は
苦労が多い。
特にケーキがずらりと並んでいる食べ放題の店で
子供たちが大人しくするわけもなく・・・
結構大変だった。
そこで今回は我が家で高級食材を買って
堪能するという企画に変更。
記念日まで料理するのかよ・・・と
ぐ～たらな主婦の私はちょっと思ったが、
その食材の中にカニとロブスターが入っていたので
あっさりOK!
何を隠そう、私は甲殻類に目がない・・
自分が料理するほうが何倍も美味しいし～！
しかし・・・
結婚記念日なのに
カニ・・・
つまり、黙々と殻を割る作業で
話は弾まない・・・。
ハンマーでかち割る
あの大きなカニ
Edible Crabという
イギリスのカニを購入
結構大きなカニ。
殻が固くて、ハンマーが必要なくらい！
イギリスで買うカニはもう処理してあって
非常に食べやすい状態。
こんな感じ！
今回は丸ごと一匹を購入。
大きいサイズをなんと4匹も買ってしまった。
味は・・・というと
美味しい。
濃い味。
カニ味噌が多くて
まるで毛がにのよう。
身はタラバに比べると少ないので
やっぱり毛がにのような身の入り方。
味も毛がにっぽい気がする・・・。
毛のない毛ガニ・・・という感じ。
これを40分ほど塩湯でして
いただく～！
もう・・・たまりませ～ん！
そんなこんなで、
イギリスのカニを何故かバーレーンで堪能した私たち・・・。
カニを食べ終わったころに
ようやく会話が始まった・・・。
「結婚記念日おめでとう～！
僕たち、もう6年だね～！
昨日よりも今日、だんだん愛おしくなるよ！
本当に愛してるよ～！
いつもありがとう！」と夫。
「早かったよね・・・もう6年。
私もよ！愛してるわ。
こっちこそ、いつも私達のために働いてくれてありがとう！
結婚したときはまさか6年後に
バーレーンにいるとは思わなかった・・・。
」と私。
「そうだね・・・。僕も・・・。
ねえ、ダーリン（私）、
6年後僕たちどうしてると思う？」と夫
「・・・・ここ？・・・」と私。
「いや～～～～！！絶対嫌だ！」と絶叫する私たち夫婦。
私も夫も、今の生活が嫌ではないものの
6年後も同じ状態であることが嫌なことに
この時初めて気づいた。
理由は・・・
教育費。
ここにいる限り、年間150万円は学費として消えるのだ。
これはまだ子供たちが幼い時の教育費。
これが6年後はどうなるかというと・・・
単純計算して倍以上になる。
中・高校生になると・・・年間350万円
つまり、学費でかなり苦しくなる。
大学生を持つ親の状態を
銀行の助けなしで
これからずっと続ける羽目になる。
この生活はかなり負担・・・。
夫がかなり昇給すれば話は別なのだが・・・・。
いくら稼いでも、高い教育費と高い食費と高い居住費で
ほとんど消える生活を送ることになる。
つまりこのままだと・・・
ここバーレーンに囚われの身になるのだ・・・。
ううう～怖い！
まずい・・・何とかしないと・・・
そう思って真剣に考え始めた私たち。
まずは・・・6年後、教育費が膨れ上がる前にはここを出たい。
そして、どこかに家を持ちたい。
だったら、もっと貯金しないと・・・という結論に・・・
ここを出るにも、家を買うにも
お金が必要。
私はビザを変えない限り、働けない。
例え、ビザを変えれたとして・・・働いても
ここでは技術を持たないアジア人の給料は低い。
日本のアルバイト並み。（確認済み）
しかも、私が家にいない間に
子供たちの面倒をみる人を雇い、
学校の送り迎えのドライバーを雇い
家を掃除する人を雇い・・・
そうすると、働くと逆に赤字になる・・・（汗）
従って、今の生活の何かの出費を削るほうが賢明なのだ。
何を削ろう・・・。
食費は削れるが・・・
そんなに大きく削れないだろう。
夫は日本人と違って
倹約という言葉を知らない。
何かをひたすら我慢するのは苦手だ。
それに、いつも疲れて帰ってきて
家での食事が貧相だったら・・・
きっと悲しいと思う。
日本みたいに倹約できそうな食材も少ないし・・・
まあ、できる限りの努力はするものの
質はあまり落とそうとは思わない私。
じゃあ・・・
大きく削れるものはアレしかない。
それは・・・・家。
せっかく見つけたこのゴージャスな家。
理想の家。
私が大好きな家。
離れたくない～！
でも・・・
夫や子供たちのほうが何十倍も大好きだ。
ここの家賃は正直に高い。
今の私たちには・・・。
だから、大好きなこの家とお別れしよう。
安い家に引っ越す。
でも、惨めな生活はしない。
安くても素敵なところを見つける。
ここには負けるけど
でも、値段の割には
素敵なところはきっとあるはず！！
そんなこんなで、結婚記念日をむかえ、
真剣に未来を考えた結果
削れるだけ削って
この国を早く出る！
次の行き先を見つけつつ、
その日のために貯金し、
家が買えるように頭金をためる！
そのために家賃10万円を削る決意をした私達。
こうしてまた、家探しの旅が始まったのであった。
目標；この国を6年を経る前には出る～！（できるだけ早く！）
どこかの国に家を買う！（世界中がターゲット！）
・・・しかし・・・
この前、このブログで引っ越した話をしたばかりなのに
もう引越しの準備かよ・・・（爆笑）！！