家の近くまで引っ越してきたイギリス人の彼女。
しかも、私が考えていた同じ学校に
彼女の子供を通わせる手続きを
もうすでにしていた・・・。
どうしようもなく、不安になる私。
丁度そのころ、都心部で無差別爆弾テロ事件が頻発・・・。
この流れと彼女の息子が通っている事実を受けて、
当初から入れるつもりだった学校を
自宅近くの学校に入れることに変更した。
私のブログを読んで下さっている皆さんはご存知のとおり
この自宅近くの学校とは
あの学校・・・。
最初から不安でいっぱいだったこの学校・・・。
弁当の中身を指定し、子供たちに制限をかける件や、
保護者の強烈なまでものマナーの悪さ
先生の問題などなど・・・
あげたらキリがないほどの事件を引き起こす学校。
自分の常識とはかけ離れすぎて
全く理解できなかった学校・・・。
イギリス人の彼女から逃げようと思い決めた学校が
今度は自分を追い詰めていく。
子供も最初は初めての学校で楽しかったようだが
後半は楽しそうだったとは言えなかった・・・。
息子の態度がおかしくなり
戸惑う私たち夫婦・・・。
だからなのか、この期間
息子の学校のことで夫婦で口論となることが多かった。
どちらも学校を転校させたいのだが・・・
2期分まとめて払わされた学費が
例え、1期分(1学期)しか学校に通ってなくても
2学期分は返ってこないことが判明。
いや、実は元からわかっていたが
巧妙に作られている学校の契約書だからなのか・・
全く逃げ道がない、
絶対に戻ってこない仕組み・・・。
それどころか、
もう一期分ペナルティーとして払わせられることも判明した。
つまり、一学期しか行ってないのに
1年分すべて払わせられる仕組みなのだ。
捨て金40万円・・・・
そんな金額捨てられるほど
うちは金持ちではない。
子供の教育なのだから
お金のことは考えないようにしたいのだが・・・・
そんなに簡単に踏ん切りがつく金額ではない。
実際、今もこの時の捨て金は我が家の足かせである。
どうしよう、どうしよう・・・・
学校を変更するか迷い続ける日々。
多分・・・この時期から
私の心は不安定になっていったと思う。
そうこう迷っているうちに・・・
1学期が終わった。
成績表を見て
更に落ち込む。
先生に息子のことをとことん指摘された内容が、
まるで知らないわが子の姿・・・。
自分の子供の育て方に
元々あまり自信はなかったものの
小さな小さな自信でさえ
木っ端微塵になった瞬間だった。
ここでまた、夫ともめる・・・。
夫は私の育て方に疑問を投げかけ始める・・・。
私は私で
初めての海外生活&夫の同僚の奥さんたちのことで
もう耐えられないストレスをすでに抱えていたのに
更に夫からプレッシャーをかけられたことに
どうしても我慢できなくなった。
決して優しい性格ではない私は
かなり荒れた。
「家事も育児も全部投げ出して日本に帰りたい。」
真剣にそう思い始める。
追い詰められた私は家事がままならなくなる。
気分が優れず
頭痛がひどい。
目眩がして歩けないこともあった。
夫も私を追い詰めても何の解決にもならないことに
すぐに気づいて謝るも
時すでに遅し。
この頃、子供が冬休み(1ヶ月)だったせいか
完全に引きこもってしまう。
体調に異変を感じ始めて
心のよりどころだったブログさえ
夫に止めるように言われる。
夫にも周りにも追い詰められていった私は
どうしようもない不安の中にいた。
でも・・・・
そんなこと言ってられない。
子供たちのことだけでも
きちんとしないと・・・・
そう思ってかつかつ・・・家事をこなす。
そうこうしているうちに
気づいた。
義父母がやってくることを・・・・
正直に、義父母が来るのは涙が出るほど(←本当に泣いた 笑)
いやだった。
自分の家族のこともままならないのに
なんで義父母の面倒なんかこんな時に
見なくちゃいけないんだろう・・・と
しかし、こういうことから逃げるのが
基本的に嫌いな私は
この気持ちを押し殺して
義父母を迎える準備をする。
どうしようもなく憂鬱で
やり場のない不安と共に・・・。