ここは気分を変えて
違う愚痴話を・・・
義父母がこの年もやってきた!
ちょっと落ち込み気味だった私には
正直にきつかった・・・。
しかし、いざ、やってくると
私の心の支えになった。
こういう心境の変化が現れるとは
イギリスに住んでいたころは想像もできなかった。
そんな義父母滞在。
今回も涙ありです!
それでは・・・
義父母が大きな荷物と共に
バーレーンの空港に着いた。
子供たちは大喜び。
もちろん、義父母も大喜び。
ということは・・・
今年も例のアレをやる。
・・・・
クリスマスプレゼントを
渡すイベント・・・・
この時はクリスマス明け・・・
だから、義父母は沢山のクリスマスプレゼントを抱えて
やってきたのだ。
このクリスマスプレゼントを渡すイベント・・・・
子供にとっては嬉しい事。
私にとってはもう苦痛でしかない。
何故かって・・・
当然、義弟夫婦のプレゼントが
いつも露骨に変なものだからだ。
今までプレゼントをもらったのは
これをあわすと過去4回。
私は付き合い始めから毎年渡している。
つまり8回。
この差はあまり気になってはいない。
気になっているのは毎年くれるプレゼントの中身・・・
1回目・・・・紙でできたコースター
2回目・・・・爪きりセット
3回目・・・メモ帳とペン
ちょっと微妙なものが続いていた
こうなると、今年はどんな微妙さ加減なのか・・・
気になるところ。
そして今年、みんなが注目する中
プレゼントが配られる。
私の今年の義弟夫婦からのプレゼントは・・・
無し・・・

でた!
もう終わりかい!
みんなより少ないプレゼントに
少し凹む。。。
まあ、いいさ・・・
こんなもんだ。私は外の人間だからな・・・。
そう思いながらも
少しカチンとくる。
義母もさすがに気にしていた。
夫と子供たちの分はあっても
私だけないのだから
普通の感覚なら
気になる。
そして私が寝たのを確認すると
義母たまらずスカイプで
義弟に電話したようだ。
「スーツケースの中を何度見ても
ヒロの分のプレゼントが見つからないのよ。
何でかな・・・」
義母の声は筒抜けで
話している内容は聞こえていた。
そう、私は寝ていなかった。
義母は自分がプレゼントを持ってくるのを忘れたのだと思っていた。
自分のかわいい息子が
そんなことをするはずはないと・・・
自分が忘れたのだと思い込み自分を責めていたよう。
すると・・・
「ああ、お母さんが(私にクリスマスプレゼントとして)買ってあげてた
あのバック、あのお金の半分出すから、
それが俺たちからのプレゼント
ということにしといて!!」と・・・
私は耳を疑った。
こいつ・・・
本当に
どうでもいいんだな・・・
そう思った。
翌朝、義母は
「私が言われていたのを忘れたのよ。
あの子達のプレゼントでもあるからね、
あのバックは!」という義母・・・。
そういいながらも
何か納得してない顔の義母。
一時して、
「でも、私、あの子達からお金もらってないから、
やっぱり、あのプレゼントは私からね!」と
スッキリした顔でいった。
そらそうでしょう!
義母は私のことを考えたであろうことが
はっきりとわかるバック。
この時期イギリスで流行っていたバック。
私がバックには目がないことを知っていて
買ってくれたのだ。
きっと考えて考えて私のために買ったに違いない。
それを後から、自分たちもなんて、
義母の気持ちは完全に無視。
まあ、期待してなかったとはいえ、
最後の取り繕う感じのことを
しなければよかったのに・・・
余計感じ悪いわ・・・本当に!
せっかくの義母からのプレゼントにも
ケチが付きそうになった!
結局お金はもらえずじまいなそうだ。
なので、予想通り
義弟夫婦からはプレゼント無しだけどね・・・(失笑)
本当に・・・どうしようもない人たち。
もし、私が同じようなことを
義弟の嫁にしたら
きっと腹を立てるだろうに・・・
ショックーとか言ってきっと大げさに泣くと思う。
あの嫁だったら・・・。
そう思っていると・・・
この男はそんな風には思わない。
義弟大好きな兄の夫!
「弟が言うなら、そうなんだよ。
それに、プレゼントなんていらないでしょう?」と言い切った。
これにはカチンときた私。
「あのね、そういうことじゃないでしょう?
プレゼントが欲しいとか欲しくないとかの問題じゃない。
もし、私が同じようなことを義弟の嫁にしたら、
あなたはどう思うわけ?」というと・・・
「・・・・」と黙って考える夫。
「じゃあ、もっとわかりやすく言うと
私の家族が、私や子供たちにはプレゼントを買って
あなたには何も渡さなかったら・・・あなたはどう思う?
私は自分の身内だから、
私にプレゼントくれなくても何とも思わない。
でも、あなただけにあげなかったら、
私はかなり怒るよ。
だって、気分よくないのわかるから。
プレゼントが欲しいとか欲しくないとかじゃなくて
気持ちの問題。
たぶん、疎外感を感じると思う。
血がつながってるわけじゃないからこそ
家族として、きちんとそういうことには
気をつけるべきだと思うの。
わかるかな?」と反論。
「そうだね・・・確かに気分はよくないかも・・・
まあ、でもヒロの家族はそんなことしないけどね!
そう考えると、かなりひどいね・・・。」
とやっと理解した夫。
「私は貴方さえ理解してくれたらそれでいい。
このことが普通のことじゃなくて、
いけない事なんだって思ってくれたらそれで満足!」
そういう私に
「ごめんね・・・ハニー・・・嫌な思いしたんだね。
あいつらに今度文句言おうか?」という夫に
「いいのよ。言わなくていい。
私は貴方にはわかって欲しいけど
彼らにはわかって欲しいとは思ってないから。
プレゼントが欲しかったわけではなくて
私の気持ちを
貴方に理解してもらいたかっただけ!
気にしてくれてありがとう。」と私。
そして私はスッキリした。
プレゼントは気持ち。
別に高いものが欲しいわけではない。
特別扱いして欲しいわけでもない。
貴方もこの家族の一員よ・・・くらいの配慮はほしい。
なのに、毎回露骨に「どうでもいい」と
表現する義弟夫婦。
こっちも「どうでもいい」と表現したい気分になる。
そこはできない、中途半端な意地悪さの私・・・。
もうあの二人(義弟夫婦)にはあまり期待していないので
こうなることは何となく予想できていた。
だから正直、どうでもよかった。
しかし、あの二人とおなじように
私の夫も何も思わないのは
絶えられない。
私は外の人間。
だからこそ、これからこんなことが頻繁に起こる可能性は否定できない。
それを夫も同じように気にしてないと思うのは
絶えられないし、
私の気持ちが孤立してしまうし、
夫の家族とは縁を切りたいと思い始めてしまう。
私は文句言いつつも、
夫さえ私のことを考えてくれれば
縁を切ろうとは思わないし、
ある程度うまくやる努力はする。
夫婦は他人。
昔は日本人らしく、言わなくてもわかってもらいたいと
思っていたが、
離婚&国際結婚で
その概念は捨てた。
どんな素敵な人と結婚しても
自分の思いは言わないとわからない。
育った環境が違うんだから当然だ。
いつまでも言わないで
わかってもらおうと期待したら
きっと一生わかってもらえない。
こんなプレゼントごとき・・・ではある。
こんなことにこだわるのは
私の恥ずかしい部分だと思っている。
いつものように何も言わないで、
大人な対応もできた。
でも、こういうのが積み重なるときっと
夫のことが嫌になる原因だと思う。
「私のことをわかってくれない」・・・という
勝手に嫌な部分を自分が作り上げてしまう。
その状態は避けたい。
こうして義弟夫婦のクリスマスプレゼントのせいで
危うく夫婦喧嘩になるところだった
今回のクリスマス恒例行事・・・
来年はどうなるのだろう・・・
もう・・・・
こんなことで毎回気分悪くなる
クリスマスは大嫌いなんだけど・・・。
クリスマスプレゼント撲滅運動(年齢制限あり・子供可)
始めたい・・・
クリスマスプレゼント贈るの・・・
反対~!!


ああああ~
本当に
面倒くさいわ・・・
もう
