またまた、夫婦喧嘩のどうでもよい話ですので、
興味のない方は是非とばしてください～！！
夫の突然始まった不機嫌な態度に
私まで不機嫌になった。
夫の機嫌は元に戻ったものの、
引きづるタイプの私は、機嫌の悪いまま・・・。
そんな時、義弟のプレゼントが皆の予算の3倍のものをチョイスした夫に
更に切れる私。
「それは買えない。絶対に無理！」そういい捨てた私。
「何で駄目なんだい？弟は音楽を作るのが好きなんだ。
ヘッドフォンがあったほうが喜ぶに決まっている。」と言う夫。
「ヘッドフォンをあげるアイディアには反対していない。
だけど、皆よりも高価でなくてもいいでしょう？
他にはないの？」と私。
「どうしてそんなに嫌がるんだ？
僕の両親にはこれ以上のものを買っただろう？」と夫。
「あなたの両親と、祖母は今まで本当に私達によくしてくれた。
私達がお金がなくて、イギリスに半年もの間居候させてくれた両親には
きちんとするのは当たり前。
おばあちゃん達は、お金もないのに、いつも私達の身を案じて、
お金を送ってきたりカードを送ってきたりする。
そんなおばあちゃん達はこれから先が短いからこそ、
この先楽しんで欲しい。いいものを持っていて欲しい。
そして何より、イギリス滞在中、私の心の支えになってくれた。
そんな人たちよりも、義弟に高価なものをあげる意味が私には理解できない。
わかる？私が言ってる意味が？？
変なものを買えと言っているわけではない。
ただ、高価である必要はないと言っているの。」と私。
その言葉にやっと納得してその高価なヘッドフォンを買うのをやめた。
そして、それ相応のものを探し始めて、皆と同じ額におさまった・・・。
あまりに無神経な夫にイライラしていた。
それがやっと伝わったのか、私の様子がおかしいことに気づく夫。
「ちなみに、ヒロは弟から何もらったの？去年のクリスマスに？」
と聞き始めた。
「やっぱり覚えてないのよね～。私はメモ帳とペン。
多分、500円くらいじゃない？
貴方は高価なペンで私はその辺のペン！
でも心配しないで！仕返しする気はないから。
ちゃんとしたものは送るつもり。
でも、他の人よりもいい物を送る気はないのよ。
皆平等で文句内でしょう？」と私。
そこでやっと気づいた夫。
自分の気持ちしか優先していなかったことに・・・。
以前はこんなことを言わなかった。
ひたすら我慢していた。
だけど、言わないと気づかないし、最後に悪者になるのはいつも私になる。
例え、私が悪くなくても・・・・。
だから、この家族にははっきり言わないとわからないのだ。
特に夫には・・・。
それに、夫だけは私がどんな気持ちなのかをわかっていて欲しい。
私がこだわっているのは、物ではない。
気持ちなのだ。
あからさまに、あなたはどうでもいいと表現されることに
怒りを覚えるだけ。
だけど、同じレベルにはなりたくない。
しかし、馬鹿にされているのにヘコヘコするつもりもない。
その気持ちを夫には理解して欲しいのである。
まあ、伝わったかどうかわからないが、何だか考え込んでいた夫。
この後は一切義弟のプレゼントへの文句はいわなかった。
多分何となく気づいたのだろう・・・。
もう一つ、今回重要な確認事項がこのショッピングモール内にあった。
それは・・・息子のクリスマスプレゼントがここにあるのか？
そして値段がどのくらいかかるのか？
これがどうしても必要だった。
実は今年のサンタさんへのお願いは天体望遠鏡。
4歳ではまだ早い・・・そう思ったが、夫も実はずっと前から欲しかったもの。
我が家はアパートのほぼ屋上で、バルコニーから良い感じに星がよく見える。
息子の部屋からも！
だから、星を見るには丁度良い環境が整ってはいる。
それに、小さい頃から星に興味を持ってくれるほうが、
母の私にとっても嬉しい。
長く使えるものだし！
そう思って今年は大奮発して買う覚悟・・・。
しかし、ここバーレーンで天体望遠鏡を置いているところを
見つけきらない私達。
そして夫諦めモードに入った。
そして突然「さっき、子供用のギターを見つけたからギターにしたら？」
と言い出した。
「？？何でギターなの？」とこれに猛反発の私。
「だって・・・良いギターだったから・・・。」と夫
「子供にギターって、弦に指が届かないでしょう？
それに最初の音楽はピアノのほうがいいって！」と私の意見を主張。
実は私、小さな頃からピアノを習っていた。
今は全然やらないが・・・。
なので、一応ピアノのよさは知っている。
しかし、夫はギターのほうがカッコいいと思っているよう・・。
ここでギター派vsピアノ派の戦いが勃発。
何度も言うが、この日の私はすこぶる機嫌が悪い。
夫のせいで・・・。
いつもなら、夫の意見を尊重する傾向にある私だが
自分の得意分野とこの機嫌の悪さが助けて一歩引かない。
そして、ピアノ派の勝利！言い負かした！！
今思い出しても反省するくらい、大人気ない言い方で・・・。（汗）
しかし、今度はどのピアノかで口論勃発！
私は安くてもピアノの音が出るキーボードを主張。
しかし、夫は高価なキーボードでピアノの鍵盤の重さを感じられるものを主張。
両者一歩も譲らず！
その言い合いをそばで聞いていた息子がボソッと
「僕は天体望遠鏡が欲しい・・・」と言った。
その言葉ではっとわれに返った私達。
子供の意見を完全に無視した、このアホな戦いにやっと終止符を打った。
こうしてお馬鹿な不機嫌なモードに疲れた私は
この後、機嫌を直した。
夫が帰りの車で「僕のせいでこんなことになってごめんよ。」と言った。
そして、私も「大人げなかった。ごめんなさい。」と反省を口にした。
夫婦喧嘩は犬も食わぬ・・・
とくに私達のは・・・
そう実感したクリスマスプレゼント大騒動であった。
あ～疲れた～！
完
ボールのほうがいいよね～！
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