夫の思考回路!! | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

バーレーン生活が長くなってきて
夫すでに飽きていた・・・
こんなときに夫がいつも話し始めること
それは次の移住地。
「次はどこの国に行こうか~?」と考えるのが楽しみなのである。

思い起こせば結婚前、夫との口論で私の口からつい出てしまった
あの言葉・・・
「どこにでも行くって言っているでしょう!?」
(「越えなければいけない壁 2」参照)
そのせいで私は今ここバーレーンにいる・・・
あの後から私の人生波乱万丈・・・
確かに退屈しないけど、どちらかというと
平凡をこよなく愛する私としては、
もう冒険はいい・・・そんな気分。
しかし、過去のこの発言以来、私の意地が邪魔して意見できない・・・
何も言わないようにしている。
もう7年も意見していない・・・
超意地っ張りな私・・・

すると夫今回はフランスの話を始めたのだ。
おおおおお
初めて意見があったではないか!
いつも住んでみたい国は、南の無人島同然の島や危険なところや
怪しいところばかり。
私もフランスなら住んでみたい。
フランスの田舎でのんびり暮らす・・・
そうなったらブログのタイトルを変えなければ・・・
「国際結婚 こんなところまで来ちゃったハート①
とか「国際結婚 まったり生活 IN フランス」
とか「国際結婚 スローライフ IN フランス」
とか「国際結婚 花と緑に囲まれて・・・IN フランス」
とかまだまだタイトルが出てくる・・・
ううう~、いい感じだ!

いま、日本にいる友達に「どこに住んでるの?」と聞かれて
「バーレーン」と答えるとほぼ全員知らない・・・
「中東にある」と付け加えると、ほぼ全員
「危険なところじゃないの?」とか「テロリストがいるんじゃないの?」
と負の回答又は本当に心配している回答が返ってくる。
しまいには、「そんなとこいないで、さっさと帰っておいで!」
とまで言われる・・・
まあ、いいんだけどね・・・べつに・・・
「悪いところじゃないのよ」と付け加えても、
次から次へとデモ隊と警察が激しく衝突する映像が日本で流れ
説得力まるでゼロ。

いい加減説明するのも疲れてきたので
今度は皆知っているフランスで
「これぞ海外生活!」というものを送ってみたい・・・

そんなことを思っていると
夫はおもむろに家を探し始めた。
フランスは家がとにかく安い。
5000万円出せば(そんな金ないですが・・・)
お城のような家が買える・・・
そんなに大きくなくても500万で小さな家が買えたり・・・
とにかく安い。そしてかわいい!
イギリスも家はかわいいが、とにかく値段が馬鹿高い。
イギリスで5000万円で買える家は
フランスで買える家に比べたら小さい・・・
5000万円ではちょっと小さめの普通の家しか買えない・・・
フランスは安くていい感じの物件が多い。
ユーロもどんどん下がってきて・・・
物件は、ますますお得な値段になっていく。

「弟も家買ったし、僕達も家買う?」と聞いてくる夫!
「いいねえ!私もフランスに住んでみたかったんだ!」
と久しぶりに口走ってしまった私。
「何勘違いてるの?この家には住まないんだよ。
この家は投資。
貸家にして家賃収入!」
「ええ?せっかく家買うのに住めないの?」
「フランスもいいところなんだけど、住まないよ。」
と断言・・・あああやっぱり・・・

夫が住んでみたい国の基準は普通の人とは少し変わっている。
夫は複雑な過去を持つ男。
だから、思考回路もかなり複雑。
今に始まったことではないけどね・・・

夫が日本にやってきた理由も、
ほかの外国人とは少し違う理由である。
別に日本の文化に興味があったわけでもなく、
日本のゲームや漫画に興味があったわけでもない。
もちろんアジア人の女性にも一切興味がなかった。
今でもほとんど興味を示さない。 (私以外はハート
ではなぜ、日本に来たか・・・
それは日本という小さい島国が経済発展を成し遂げ、
世界でおおきな存在となっている。
その国がどんな国なのか、自分の目で見てみたい、
住んでみたい・・
そう思ってやってきたのだ。
だから日本にやってきた後で、
色々なものを好きになったりした人。
今では、イモやパンよりも米・・・自分の国の食べ物よりも
日本食が一番好きなへんなイギリス人である。

それと同じ理由で中東にもやってきた。
中東は様々なことが起こっているところ。
天然資源を巡り、世界の陰謀が渦巻いていて
正確な情報はニュースから得ることはできない。
ここは情報操作されていることが多いようだ。
だから、実際に中東に住むことによって
何が起こっているのか見聞きしたい・・・
夫が疑問に思っている答えを見つけたかった・・・それが本当の理由。
そのことはなんとなく気づいていたが、
実際に夫が口にするまでは確信がなかった。
だから、時々夫はここ中東で色々な分野の人と出会い、
情報交換をしている・・・

変わっている人・・・
もちろん南の島でゆっくりバカンスのような生活は夢見ているが
実際に行くと決めて行動を起こすのは、
この理由「経済」が常に関係している。
根からの知りたがり屋なのである。

しかし、せっかく家をフランスに買って、
見ることも住むこともないなんて・・・
ううう~悲しすぎる!!
私の思考回路は単純。
家を買う=マイホーム
夫の思考回路は
家を買う=投資・・・

「でも、定年退職したら住むんでしょ?」と聞く私
「定年退職したら、その家を売る」と答える夫。
定年退職=フランス・・・の私。
定年退職=現金・・・の夫。

私たち・・・もしかして全然気があってないのかしら・・・??がーん

結局、フランスに家は(意見の相違で)買わなかったので
ブログタイトルの変更予定
今のところナシ・・・

しかしいつか、ここから出られる日が来るのだろうか?
もしかして、定年までここ??ってことないよね???
一抹の不安がよぎる今日この頃である。

私のお気に入りの家250,000ユーロ也
日本円で2400万円くらい・・(2012年7月現在)
広い庭(9000㎡)に
4部屋寝室+キッチン+ダイニングルーム
+ラウンジ(リビング)+ワインセラー地下室
もし、もしもよ、もし(かなり低い仮定法)・・・ここに住めたら
お友達を招いて、お庭でアフタヌーンティをしたいの・・・ハート①ハート①
バーレーンでは暑すぎてできないからさ・・・ブルー(石蹴
泣きかえる


ちなみにこちらは500,000ユーロ也
日本円4750万円くらいでお城買えます。(7部屋)
いかかですか?
家の中で迷いそうですが・・・・(貧乏症の私の発想)


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