竜宮城へ行こう! 3 | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

「竜宮城へ行こう! 2」の続きです。

ガイドさんたちに沢山の海の生物を見せてもらった私達。
感動しながら部屋に戻る。
夕方になると天候が怪しくなり、
海が時化た・・・
ちょっと心配な私達・・・

次の日、
いい天気とは言いがたかった・・・曇り・・・
しかし、風はない。
不安になりながらも集合場所へ
するとガイドさんがすでに待っていた。
「今日は大丈夫ですか?」と私。
「ええ。大丈夫ですよ。パーフェクトではないですが!」とガイドさん
この後彼について船に乗り込む。
途中、もう1家族合流。
イギリス人の4人家族!
娘さんと息子さんは10代後半・・・
最初はよそよそしかった私達。
しかし、息子はこの若者の兄妹に興味津々!
何度か気を引こうと近くによる・・・
そしてこの兄妹はとてもいい子たちであったため、すぐに仲良くなった。
大好きな船に乗り
やさしいお兄ちゃんお姉ちゃんに囲まれ
少しも退屈しない息子。
それに、この船には面白い仕掛けがあって、
船の天井に登れ海を見渡せる。
船のそこが見える窓


魚が大好きな娘もこの窓から魚を見る。
そうこうしているうちに、ダイビングポイントに到着!
私達の船意外にも多くの船がとまっている。


さっそくシュノーケリング開始!
道具は全て用意されているので持ってくるものはタオルと着替えのみ!
夫が「先に行っていいよ。」と落ち着きなく言う。
その様子を見て、「この人今すぐにでも飛び込みたい心境だな・・・」
と察した私は「貴方が先に行って。
どんな様子か私に教えてね。その後行くわ!」というと、
普段なら何度も聞き返すが、このときばかりは「やったー!!!」と
すぐに海に入る夫!

あっと言う間に船から離れた一番遠くに行った。
さすが泳ぎに自信があるだけに早い・・・
ガイドさんが私に、
「貴方も旦那さんと一緒に泳げばいい。私が2人とも見てますから。」
と言ってくれた。
本当に??そんな新婚さんみたいな事させてもらえるの??
心が小躍りしそうになった!
しかし・・・こやつはそれを許さない・・・
「マミ~」と息子・・・やっぱり心細いのだろう。
一人でここに残るのは嫌だと言うアピールに
しょうがなく船に残る私・・・
その間このガイドさんはしっかり、子供達の面倒を見てくれる。
あらかじめ用意していたパンを息子や娘に手渡し
魚達にあげる。

娘は夢中になりながら魚に餌をやっている。息子も楽しそう・・・
良かった。このツアーに参加して。

10分位してから夫が船の近くまで戻ってきた。
そこにパンを投げ込むよう、息子に言うガイドさん達・・・
息子の一投目のパンは見事に夫の目の前に落ちた。
すると大量の魚達が夫の目の前でパンを狙って暴れだす。
それを海中のすぐ目の前で見ている夫は「うわ~」と叫んでいる(ようだった)
多くの魚が自分の目の前にいる興奮は私もなんとなく想像ができた。


しばらくして、夫やっと戻ってきた・・・
大興奮!海に中は想像を絶する美しさ。
らしい・・・本当か??そう思う私?
そして 中に入って驚く!
目が覚めるような美しさ!

赤や黄色、青や紫の魚達。
海面に集まっている魚とは明らかに違う色の魚
小さなニモもいた!ドリーも!!(ニモというディズニー映画の事です!)
夢のような光景を見て、夫がなぜすぐに帰ってこなかったか理解できた。
ずーっと見ていたいそんな光景・・・
この日は海が時化た次の日で
海の色が少し濁っていたにもかかわらず、
こんなに感動したと言う事は
普段はもっと綺麗なのだろう・・・

夢心地で海底を見て回る私・・・
ここは私がイメージしていた竜宮城のようなところ・・・
すぐ目の前を通る魚を見ながら、
ゆっくりと過ぎていく時間・・・
気づいたら船は遥かかなた
すっかり時間がたつのを忘れてしまう。
浦島太郎もきっとこんな気分だったのかもしれない・・・
ああ、もう少しこの夢のようの海底の世界を見ていたいが
息子も気になる・・・
そんな葛藤をしながらゆっくり帰っていく。

船に戻ると、夫はもう一度海に戻る準備をして待っていた。
もう待ちきれないという表情で言葉を交わす前に
すでに海の中に入っていた・・・
はやい・・・・
この後夫が帰ってくると今度は私・・・
それを繰り返し、大満足のまま、このシュノーケリングを終えた。

そして、船は次の目的地珊瑚の島に向かうのである。

つづく


国際恋愛・結婚 ブログランキングへ

にほんブログ村<




FC2 Blog Ranking