ヘミングウェイ! | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

過去にすさまじい歴史を持つホテル
(前回の記事「パラダイスと言う名の恐怖の館1・2・3・4」参考)
パラダイスホテルを後にし、マリンディのある北へ向かう私達。

車内での私達はなぜか陽気だった。
いや、ハイテンションだった。
もはや、何も怖くない!
というより、次に何の不運が待っているのか?
そんな期待さえしていた。

人間は変に期待をすると裏切られるもの。
意外にも、今回の期待は「次なる不運」。
こういうときに限って不運は遠ざかっていく・・・のか??

さて、今回もまた、宿無し・・・
宿を探しながらの旅・・・
この宿を探しながらの旅は面倒くさそうで、
大変そうだと思うかもしれない。
しかし、実は非常に楽しい。
いろいろなホテルを見ることができ、いろんな発見ができるからだ。
時には変なホテルを引き当てるが、(パラダイスホテル等・・)
私が前もって予約してよかったホテルは
Dianiの「アフリカンドリームコテージ」とVoiの「Lion Hill Lodge」くらいで
後は全部ハズレ・・・・
だから、前もって予約することがいいとは言いがたい・・・

マリンディに到着する前にワタム(Watamu)という
ビーチリゾートを見てみることに・・・
見た感じが、Dianiと少し似ている・・・
そう思いながらホテルを探す。
今回は大きめのホテルがターゲット。
ちゃんと宿泊客がいるか確認して泊まることと、
息子に一番に部屋に入ってもらい、
何もいわなかったらOKという作戦。
前回、息子の意思を尊重しなかった私達は
今度は子供の感を頼る作戦に変更!
子供のシックスセンス(第6感)を信じて宿探し!!
たとえうまくいかなくても、もう慣れっこの私達。

車を運転しながら、ホテルの看板を必死に見る。
そこで、突然目に入った、「ヘミングウェイ」の看板
「ヘミングウェイ?」と思い冷かし程度に中に入ってみる。
見た感じ高そうなホテルである・・・
ホテルの受付の人に部屋を案内してもらうと・・・
なんともいい感じのホテル。



室内の設備は世界標準。
この国では普通のホテルの待遇を求めようとすると
(クーラー・お湯が出るシャワー・水が海水でない淡水・清潔・
建物のつくりがしっかりしている・清潔なトイレ・
普通のサービスなどなど・・ごく普通のこと。)
最低でも一泊4万は必要になる。

ちなみに
Voiの「Lion Hill Lodge」でさえ、お湯が出にくかったりした・・・
クーラーはなし!(ここは寒かったのでいりませんが・・・)
Dianiの「アフリカンドリーム コテージ」は水が海水・・・
ここもクーラーはなし!

このホテルはその条件を全て満たし、しかも、多くの人で賑わっていた。
気に入ったが値段を聞くと・・・
やっぱり、高かった。
オフシーズン価格で3万。
この旅で大損した今の私達にはちょっと厳しい。
受付の人に、「ここはヘミングウェイと関係のあるところなのですか?」
ときくと、「彼は、よくこのワタムに釣りに来ていたんですよ!」という。
ほ~!!昔、ヘミングウェイがよく、ケニアを好んでやってきていたのは
なんかの本で読んだことがあったが、
ここに来てたのか~!!
と感心する私達。
結局ここには泊まらなかったが、
ここのビーチがすっかり気に入ってしまった私達。
あの大作家ヘミングウェイがここにいたんだと思うと、
私達の旅の最後にふさわしい場所。
そう思い、この場所でホテルを絶対に決めるつもりでいた私。

ふと見るとこの隣にもいい感じのホテルが・・・
ちょっと覗いてみると近くで見ても本当にいい感じのホテル・・・
ホテルの中を見せてもらい、
今回は息子がとても気に入った。
それ以上にもっと気に入った私達は、値段もそんなに高くない
そして、ヘミングウェイのお隣のこのホテルに泊まることを決めたのだ。
そして、私達のバケーションは予期せぬ方向へ動き出す!



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