パラダイスと言う名の恐怖の館 1 | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

何もない自然がいっぱいの場所に
ポツンと聳え立つ大きなホテル
パラダイスホテル・・・
パラダイスと言う名に心が躍る私達。

ホテルの中を見たい・・・
そんな気持ちになった。
夫とホテルの中に入ろうとすると
厳重なセキュリティーの門の前で止まらせられた。
ガードマンたちにホテルを探していることを伝え、
中に入ることに・・・
するとこの門に入る前にとても厳しいセキュリティーチェックを受けた。
ここケニアに来て初めてだった。
中東では結構当たり前だが、ケニアではこれがはじめて。
トランクをあけ荷物をチェックし、
なぜか、爆弾チェック用のミラー
(歯医者さんが歯を見るために使うミラーの大きいバージョン)
で私たちの車の底までチェック・・・

この対応に、この時は「厳重なセキュリティーを心がけている一流ホテル」
という印象を持った。

車を止め早速受付へ行く私達

受付は大きく、
このホテルが大きなホテルと言う印象を強く与えた。
受付で宿泊費を聞くと、
先ほどのホテルより、値段が少し高いが、3食付!
このような大きなホテルにしては、お得な値段であった。
早速部屋を見せてもらうことに・・・

中庭がものすごく広い!!


プールも素敵で大きい。

部屋は100部屋はある大きなホテルだった。
階段を上り
とおされた部屋は
大きな部屋。
2つの大きな部屋からなり、
ベットは3つもある!


クーラーもついていて、水も普通に出る!
バスルームも2つ。
ちょっと部屋が暗いが、すぐに気に入った私達。

しかし、問題があった。
1件目のホテルにお金を払い、
泊まる予約を入れていしまっていた私達
どうしよう・・・もうあそこには帰りたくない・・・
(前の記事「パラダイスを求めて」を参考に) 

夫と相談し、今日すでにお金を払ってしまったホテルは、
バーレーンに帰る直前の日に泊まるようにしたい。
なぜなら、空港から程よく近いからだ。
そこで電話を入れてみた。
日にちを変えてもらえないかと・・・
するとあっさりokをもらった私達。
さっそく、このホテルと4日間の契約を結び
お金を払った。

そして荷物を運ぶ私達。
すると、なぜか息子がなぜか泣き出した。
「マミー、怖いよー」と・・・
「なんで?怖くないよ!マミーがいるから大丈夫!」と私。
この時は息子がなぜ急に泣き始めたのか
深くは考えなかった。
多分、部屋にあるアフリカンなお面が
気に入らなかったのだろう・・・そう思っていた。

荷物を運び終えると早速このホテルのプライベートビーチへ行った。
小さなプライベートビーチ
砂浜はDianiには劣るが、プライベートなのでビーチボーイズがいない。
久しぶりに私たちだけでゆっくり過ごす
息子ももう元気になった。
そして、もう夕方・・・

私たちがこのホテルに来たときは、
何人かの人がプールやビーチで遊んでいたのに
ふと気がつくと誰もいない・・・・
ちょっと変な雰囲気だったがそのときは気にしていなかった。

そして、日がどっぷり落ち、当たりは暗くなった。
食事の時間に言われたとおりのレストランに足を運ぶ。
しかし、その大きなレストランには明かりがついておらず、
だだっ広いその場所には誰もいなかった。

あれ?早かったのかな?
そう思った。
しかし、待っても待っても、客どころか従業員の姿さえ見かけない・・・
どうしたんだろう?
ちょっと胸騒ぎがする私・・・
そして、この後このときの胸騒ぎは
どんどん大きくなっていくのである。



国際恋愛・結婚 ブログランキングへ

にほんブログ村<




FC2 Blog Ranking