高級食材ロブスターへの道・・・ 3 | 国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

国際結婚 こんなところまで来てしまった・・・

これは、私の過去の記録(日記)です。
イギリス人の夫と国際結婚 
中東で海外生活を経て
やっと日本に戻ってきた。。
海外でも日本でも何故かいつも微妙に波乱万丈をしている
2児の母です。

「高級食材ロブスターへの道・・・2」の続きです。

昨日の大騒動で、気分がさえない私。
そんな中夫は有力情報を手に入れた。
あるホテルの横道に漁師がいつも集まっているという。

早速朝食を済ませ、その場所へ向かう。
ちょっとテンションがあがってきた私。
ロブスターに会えるのだろうか?

ホテルの横道に入ると、案の定ビーチボーイズがまずはお出迎え!
今日は魚を買いに来たから、また今度と何度も言う。
しかし、魚を買うと知ると、漁師の下へ連れて行ってくれるビーチボーイズ
意外と親切。多分、紹介料を漁師からもらうつもりかもしれないが・・・

漁師はちょうど漁から帰ってきたところだった。
久しぶりのラッキー・・・
しかし、どの漁師もあまりさえない顔・・・
あまり魚がとれなっかたよう・・・
しかし、一人の漁師がキングフィッシュを獲っていた
キングフィッシュとは北アフリカから中東付近に多く生息している魚で、高級魚。
身は白身で味もしっかりしている。
こちらの人々はステーキで食べるよう。
魚が安いバーレーンでも一切れ400円はする高級魚である。サーモンより高い。
(※バーレーンで大きいアジ一匹は20円くらい、40cmタイ一匹は150円くらい)


この魚は実は夫の大好物。
夫のために60cmはあるこの魚を購入400円くらいだった。
非常に安い!これはもちろん1匹の値段・・・(バーレーンは一切れの値段)
おお~!!期待が高まっていく。
そして、次の漁師がマグロを持ってきた。
マグロにしては小さいが魚にしては大きいサイズ・・・
カツオくらいの大きさ!
必死でそれを売ろうとする漁師たち・・・しかし、この魚はあまり好きではない私・・・
50円でいいから買えと迫られ、仕方なく購入。
そして、本題のロブスターに話を持っていく私。
「ロブスターは手に入りましたか?」と聞くとその漁師は
「今日は海が時化ていてイマイチだったので、取れたら連絡する」と言った。
だから、この漁師の男性と電話番号を交換した。
ちなみに値段はどれくらいかと聞くと、やはり、1000円くらいだという。
フフフ!1000円でロブスターが食べれる!

他の漁師が寄ってきてしつこくいろんなものを売ろうとする。
その中の一人がウニは好きか?ときいてきた。
ウニは夫の超大好物!
次にくるときまでに獲っておくというのだ。
ちょっとうさんくさい感じの男性だったが
この男性とも約束を交わす。ウニ1キロ!

ロブスターにウニ・・・ウハウハである!!
期待を胸にその場を去り、早速コテージで新鮮な魚をいただくことに・・・
いくら新鮮でも、生食はここではしないつもりである。
何が起こるかわからない・・・
だから、キングフィッシュをステーキにして食べた。
ステーキと言ってもちょっと下ごしらえをしないといけない。
塩コショウをし、小麦粉をまぶし、バターでを引いたフライパンで焦げ目をつけ
白ワインを少し加え蒸し焼きにする。
やはり美味しかった。
ん~最高!と夫は満足気味。

この後何日か魚が続く!最高である!
そして注文をして2日後
漁師の男性から電話が入る。
「大きいのが獲れた」と・・・
行ってみるとめちゃくちゃ大きなロブスターがビニールの中でモゾモゾしていた。
この男性は私に「今日のは大きいから1500円だ」と言った。
ちょっと言われた値段とは違うが、絶対1500円でも安い。
合意の下にそのロブスターをお買い上げ!!

そして、ウニの男性も袋いっぱいにウニを獲ってきた。
今まで見たことのないような大きさ。ジャンボ馬糞ウニ!
男性に頼んでいたのは1キロ。
しかし、彼は2キロ以上採ってきていた。
こんなに大きなウニなら、1キロで十分。
2キロもいらないというと、文句を言い始めた漁師の男。
彼はロブスターを取ってくれた男性とは違い、
ちょっと嘘っぽかったので最初からあまり好きではなかった。
食べたこともないウニを美味しいといい、食べるまねをして見せるなど、
パフォーマンスが多く、
ウニを買うことになったのもあまりに付きまとうからであった。
約束は1キロそれ以上はいらない。と1キロ600円で購入!

早速コテージに持ち帰る。
途中、白ワインとスパークリングワインを購入!
美味しい晩餐会の準備!!
車の中でモゾモゾと暴れるロブスター・・・
このロブスターは間違いなく美味しいが、
気になるのはウニ・・・
かえって早速あけてみると・・・身がほとんど入っていない。
このウニ、体は大きい(直径10cm以上)が中身がほとんどなく、
600円も払ったのにほんの少ししか身がついていなかった。
1キロ買って取れた身は、一口で終わる量・・・
やっぱり・・・騙された・・・こんなことだろうと思った。
ロブスターを獲った男性はパフォーマンスなどせず、約束だけをして去ったのに対し、
このウニの男は何かと怪しいウニの説明をしていた。
ウニのことなどまったく知らなかったのだろう・・・
もしかしたら、漁師ではないかもしれないとは思っていたが、
多分漁師ではなく、ビーチボーイズの一人が
漁師の真似事をしたのかもしれない・・・

ムカついていると、外から「ハニー早く来て!!」と夫
急いで外に出ると、夫はロブスターと戯れていた・・・汗

しかし、外に出すと大きなロブスターいや、イセエビの仲間だろう
写真はそのロブスター 1500円也!!大収穫である!!!

大きさがわかりにくいので、夫の足を参考に・・・
ちなみに夫の足は31cmです。(こっちもデカイが・・・汗

生きがいいので、暴れるロブスター・・・
当初私がオーブンで焼く予定だったが、恐ろしくてナイフを入れられない・・・
それくらい、ばたばたしていた。
だから、コテージについているレストランのシェフに500円払って料理してもらうことに。
このコテージではいろんなオプションもあり、そういうこともできるのだ!
しかし、このシェフもロブスターと大格闘したようだった・・・涙やっぱり・・・
このあと、美味しくロブスターをいただいた!
初めてロブスターだけでお腹いっぱいになった私達!
様々な困難を乗り越えてやっとたどり着いた
至福のときであった。

めでたしめでたし!!

 



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