ある日の会話
「今日どこかに食べに行こう!どこがいい?」と夫
「あそこのイタリアンは?」と私
「イタリアンはいやだ」と夫
「じゃあ、お好み焼きやは?」と私
「今日はお好み焼きの気分じゃない」と夫
「じゃあ焼肉は?」
「胃にもたれそう」
「じゃあ、どこいきたいの?」と私
「今日はうどんが食べたい。」と夫
行きたいトコあるなら、最初から「うどん食べに行こう」と言えっツーの!
ちょっとぶち切れながら、「じゃあ、うどん食べよ」と言う私だった。
ある日また夫が
「せっかくの週末だから、どこかいきたいとこある?」
前回のやり取りですっかり学習した私は、
「あなたの行きたいところでいいわよ。」と
すると夫は
「自分の意見をはっきり言わないのは日本人の悪いところだ」と言い出した。
この返しに、ちょっとカチンときた。
この前意見してもきかなかったくせに。
がしかし、気を取り直して、「わかった。じゃあ、映画は?」
「見たい映画ないから。」
「・・・じゃあ、ショッピングモールは?」
「人が多いからいやだ。」
「じゃあドコ行きたいの!?

「友達がバーベキューパティやるからそこに行きたい。」と夫
(そんなこと知らんっちゅーに)と思いながら
「わかった。そこ行こう」と私
続けて
「でも、なんでいつも、もうすでに心に決めていることがあるのに、いちいち私に聞くわけ?」
とキレ気味にきくと、
「一応どんな意見か知りたくて・・・

意見をきいて最初から取り入れる気ないなら、訊かないでほしいと思う私であった。
本当に理解に苦しむのであった。
後にこの夫の性格が、私たちの人生を大きく左右することとなるのだ。