『うまいダッツ』 坂木司
若い。話が若い。置いてけぼりになった気分でした舞台は高校、そしておやつ部。出てくる人物はキャラが確立されていて名前はアラタにコウにタキタにセラ。カタカナなので余計に私の頭に入ってこないかなり遠くから皆さんを眺めている気分でした。
出てくるお菓子はうまい棒やばかうけやらマリーやらで馴染みがありました。私は普段お菓子は買わないので(我慢しているから)、名前は知っているけれどどうなんだろう…とここもまた気持ちがのらず…
坂木司作品なので日常のちょっとした謎解きが話の軸ですが、殺人事件に浸ってきた私には相変わらず物足りなく感じてしまいどうにもこうにも不完全燃焼です。中高生向けのドラマを見ているような気分でしょうか
もっとお菓子になじんでから読むとまた違うかもしれません。反省しつつ読了です