『特急さくら殺人事件』 西村京太郎
1999年の作品、ということでクラシカルな雰囲気寝台列車で若い女性の死体が私用で列車に乗っていた刑事が発見するもののその刑事が後ろから頭を殴られて気づいたときには死体が消失列車内を探すも死体は見つからないと・・・ 私好みです ザ西村京太郎ワールドを満喫しました
消えた死体の謎がなかなか解明されませんが、列車の特徴がいろいろと出てきて皆が推理を進めていきます。列車マニアの人はすぐ理解できるでしょうが私はこのあたりはスルーその内誘拐事件も起こり、事件はもう一つの面を見せてきます。ここで私の関心もレベル急上昇で、「なるほど そうこなくっちゃ!」と推理もせずにテンションは上がりまくりでした
今回は十津川警部、亀井・日下刑事といつものメンバーが頭と足を使って大活躍していて、安心しながら読み進められました。事件は無事に解決したし、トラベルミステリーを大満足できました