『青森ドロップキッカーズ』 森沢明夫
全くと言っていいほど知らなかったカーリングの世界のお話でした。とても丁寧にカーリングのルールが説明されていて、私が思っていたより数百倍難しい競技だということに気づきました
4人1組だということも知らなかった私そうなるとメンバー構成もそりゃあ問題になりますよねチームから外れた人たちの気持ちはわかるけれど、なんだか大人げない態度にちょっとげんなり…
そして中学3年生の宏海に対するいじめがあまりにもひどすぎてこれまたさーっと気持ちが引いてしまいました。これはもう県教委に報告するレベル… クラスの皆はなぜ解決しようとしないの顔をけがして戻ってきた子どもを見て、親はなんとも思わないの
などなど本筋とは関係のないところでモヤモヤしてしまい、カーリングの世界に浸れなかったかも。勝負が何回も描かれていたけれど、最終的には一度も勝てず…う~ん、う~んとなりながら読了です。
カーリング、これからはもっと真剣に観たいと思います。