『三毛猫ホームズと炎の天使』 赤川次郎

 

シリーズ第55弾ということですが、短編も含めれば軽く100は超えているわけであって、私とホームズたちとの付き合いはかなり長く深い爆  笑ドラマでも見たなぁ。また見られないかなぁラブ

 

さてさて、読み始める前から覚悟はしていたのです。登場人物が今回もきっと多いだろうと… 冒頭は洞窟に閉じ込められてしまうシーンから始まりますが、その人数は7人ハッここからまたどんどん増えるだろうから20人以上になるだろうと最初の数ページで気合が入ります。しかし、「秋子」に「秋」というと丸被りの名前の人物が出てきてやはり途中であきらめモードになってしまいましたタラー

 

今回もホームズの活躍は少なめもやもやニャンと鳴いて片山に推理を促すシーンが2回ほど… その代わり男女のいざこざが最初から最後まであちこちで勃発してホームズよりそちらが主軸?

 

事件はどんどん起こっていきますが、沈静化するようにささーっと終わった感じがします。「この殺人や自殺はどうなったの?」となったまま終わったものもあり… なぜオペラの「炎の天使」が好評だったのか… ホームズに直接「で、どういうこと!?」と聞いてみたくなりましたてへぺろ