体調不良による急な事ではありましたが、卒乳を決めてから3週間ほどが経ちました。
まだ母乳外来へは通わないといけませんが、(数週間おきに4回通い完了するようです。)授乳することは無くなりました。


寂しく感じるかと思いきや、自分が思いの外スッキリしていることに驚きます。


ただ赤ちゃんはおっぱいが大好き。
大切なスキンシップでもある授乳が無くなることにより赤ちゃんが泣いてしまうこともあると言われていました。

母乳外来でもおっぱいを見てしまうと泣く子がいるので、なるべく誰かに預けて来てくださいと案内されています。

私の息子は、出ないおっぱいよりいっぱい出る哺乳瓶のミルクが良いみたいで全く泣きませんでした…
…逆に母は寂しいぞしょぼん

母乳外来へ一緒に連れて行っても全く気にしない(笑)

笑えるくらい執着がなさそうでした。

とっても有難いことなんですが、必死に母乳で頑張っていた私って、、、とちょっと虚しさも感じてしまいました。


でもそれも直ぐに忘れ、今ではなんて楽なんだ❗と驚くほど育児が楽になったと感じます。

それは母乳とミルク混合故の悩みや苦しみがそうとうあったんだと思います。

ほんの少しでも多く母乳を出したい!
母乳だけで満足してくれる顔が見たい!
おっぱい飲みながら寝てしまう幸せな息子を見たい!


そんな願望が自分を苦しめていました。

結局、
息子はよく飲む子だったので母乳だけで満足してくれたのは一度もなかったかような気がします。




ただスキンシップが減ったことに関しては不安ならないようハグしたり、抱っこしたりと今まで以上に気を付けています。


3週間ミルクのみになり、時間も短縮され精神的にも解放され本当に気が楽になりました。

いま混合で物凄く悩まれている方がいらしたら、ミルクに切り替える事を一つの案として考えて
もらえたらと思います。


母として母乳を止めてミルクに頼るのは気が引けたり、無責任な気がしたり、育児放棄しているような気持ちになってしまいますが、決して授乳だけが育児ではありません。


以前もブログで書きましたが、

保育士さんから『授乳は育児じゃない、ただの食事』と言われて、私は傷付いた記憶があります。
一生懸命がんばってるのにそんな言い方しなくとも…と。

でも今ならその言葉の意味が理解できます。


育児は本当に大変です。
24時間付きっきりです。その中の一部分が、授乳(食事)なんです。

ミルクに頼ってママが楽、幸せ、楽しく育児できるなら私はその選択は正しいと思います。


ただ、そんな事を言ってる私も風邪でダウンし母乳どころではない数日を過ごし、自分に大義名分を作り言い聞かせ、決断できました。

こんなことがなかったら、まだ母乳にこだわり、僅かであっても授乳し続けていた可能性はあります。

当初は風邪を引いた自分に反省し息子に申し訳ない気持ちがありましたが、息子の執着のなさや
ミルクが足りないと泣かなくなった(混合だと足りないかわからないので)のを見て、良かったんだと思うようになりました。

だから、無理し過ぎないで選択肢を持っていて欲しいです。


もちろん、この分ミルクの消費が早くお金はかかります。
少し大変ですが、それでもその価値は私にはあったと思ってます。