2度目のロング挑戦!
年に2回もロングをやるなんて・・・
しかも日本最長レース。
不安と後悔の中、なかなかトレーニングが始められなかった。
言い訳をするならば、トレーニングパートナーが見付からなかったからだ。
残り1ヶ月となり、ようやくバイク練習を開始できた。
Sunny Fish のエリート 選手の八代 純子さんが私とバイク練習してくれたからだ。
ペースを合わせてもらい、坂では待ってもらいながら何度もお付き合い頂いた。
夏場ともあり苦しいライドに毎回つぶれた…
『 もう2度と乗りたくない!! 』
そう思いながらも一回ずつギリギリで頑張り続けた。
一人でバイク練習出来ない私は、純ちゃんが乗る日に食らいついてお邪魔するしか選択肢がなかった。
おぎのパンまでの往復 100 km × 2日
多摩川 サイクリングコース 70 km
よみうりランドまで往復 60 km
尾根幹線の往復 60 km
山中湖までの往復 190 km × 2日
エリート選手がパートナー。
なんて贅沢なトレーニングなんだろう。
“ 完走したい!”
強い気持ちが沸き上がって来ていた。
今回の最大のハードルは、バイク 190 km。
しかも、宮古島に比べアップダウンが多く厳しいコースだ。
なんとか乗り切れるよう乗れる限りバイク練習した。
レース10日前、
疲れがピークで身体が本当に怠く重くなり逆に不安になっていた。
ただ手応えは、あった。
バイクは、乗れば乗るほど強くなる。
上り坂で特にそれを感じ取れた。
踏み込めず背中を押して貰いながらしか上れなかった坂。
2回目には己の足で上り切れる。
この喜びは、挑戦し頑張った自分にしか解らないだろう…
進歩した自分に少しずつ自信がついていった。
1週間まえに最後のバイク練習、高地トレーニングで終了した。
この高地が、またまた大変なコースで…。(>_<)
多少の自信が出た私をあっさりと潰してくれた。
90 km のポイント練習。
坂だらけのヒルクライムだった・・・
20 km も走らないうちに嫌になり帰還を要求したが、
通る訳もなく目的地まで行かざる終えなかった。
『 景色が最高だから !!』
折り返しポイントの情報に釣られ漕ぎ続けた。
しかしながら折れた心は復活しにくい。
結局…
最後には足を踏み込めず、
またまたまたまた背中を押して貰う羽目に 。。。
上りきった景色は本当に最高だった。
しかし・・・
疲れ過ぎて喜ぶ元気もない。
そして同じ道を帰るのかと思うとグッタリだった。