めずらしく硬いタイトルです。笑

ヨガをする場所は、安全で安心できるところでありたい。
そしてヨガは超健康な人だけのものではなくて、
心や体に不調を持っている人にもヨガは扉を開いて待っているよ
ということを書きたいなと思ったのです。

テレビを観ていると、ヨガをやってみよう!というような企画を目にしますね。
そんな時必ずと言っていいほど、ヨガをしたことがない人、
体の準備ができていない人は避けた方がよいポーズをやっています。
この前はいきなり(何の準備もなく)ブリッジしていたのですよ。

その方がテレビの企画としては視覚的にヨガをやっていることが視聴者に伝わりやすいのでしょう。
そしてタレントさんが「できません~」と苦悩の顔をしているのが面白く伝わるのでしょうね。

ヨガのポーズ、しかもごく一部を切り取ってヨガというものが世間の一般的なイメージに
なってしまうなぁと残念に感じます。

とっても体が健康で、体が柔らかくて、体を動かすのが好きでないとヨガできない、
そうでないとその場に行けないんだ。。。と思わないで欲しいなぁと思うのです。

私がヨガをはじめて長く続けてきてよかったなぁと思うことは、
自分の体と心と丁寧に寄り添うことを練習していくことで、
・色んなことに不安を持ったり、怒ったり、波立つ心を落ち着ける心強い味方にヨガがなってくれたこと。
・寝つきが悪い、便秘さん、その他不調を持っていた私が、健康という方向に向けて
 進んでいく相棒を得たこと。
・2週間ほど体調を崩して寝込んだときに、西洋・東洋医学の手を借りながら、ヨガの呼吸や
 リラクゼーションで、時にはどーんと落ち込む心を支えたり、自分の治癒する力を信じれたこと。
・常に何か足りない、私ダメと思っていた私が、十分満ち足りているということに気付けたこと。
・バランスをとるということを知れたこと。
・何より気持ちいい!

私自身がそう体験したから、体や心に不調を持った人にも、
不調を持っているからこそヨガを試してみてもいいかもよ~と思うのです。

私の場合は心の安定の方に大きく作用してくれたように思います。
一緒に勉強しているアーユルヴェーダは体の健康の方に作用してくれていると実感しています。
今の私にはどちらもなくてはならない相棒なのです。

不眠や過呼吸、心が疲れていると感じる、更年期、産後うつ、マタニティブルーetc
このようなことに心当たりがある方にも、医療行為ではないので治療ではありませんが、
東洋・西洋医学を受けながらのサポート役としても試してみて頂いてはと思います。

ヨガは呼吸できる人だと誰でもできるのです。おおっ!みんなできますね!
呼吸の波のようなリズムに心をゆだねてみましょう。

ヨガはポーズだけじゃないですが、必要な人には、適切なポーズをとっていきましょう。
そうすることで体の変化、血の廻り、心臓の音、呼吸の音を感じてみましょう。

リラクゼーションすることで、知らない間に抱えていた疲労や緊張をほどいていきましょう。

最初は難しくない瞑想からはじめて、自分の中の静けさを感じてみましょう。

終わった後の、何ともいえない充足感は文字では説明できませんね。

こんな風に、とても自分の中の自然とつながっていくような作業なので、
安全であること(無理、がまんはしない、ケガをしない)、安心できる場所であることを
大切にしていきたいのです。

おでんの大根やがんもに少しずつ美味しいお出汁が染み渡っていくように
体に新鮮な呼吸を、心地良さを広げていきたいなぁと思うのです。

さぁ、とっても美味しい大根さん、がんもさんになりましょう。

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までお気軽に。